熱海での経済学OB合宿ゼミでの課題図書「人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長」について

吉川洋「人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長」2016年

吉川先生の本『本書は、21世紀の日本を考えるときのキーワードとも言える人口 について、経済との関係で考えてみることを目的としている。人間の歴史の総決算とも言える人口は、複雑な現象であり、既存の学問一つでは到底全貌を明らかにすることはできない。本書はあくまでも経済と人口の関係についてのエッセイである。』と、冒頭のはしがきに記している。
しかし、エッセイというのは、随筆とう意味ではなく、学術論文に近い。 “熱海での経済学OB合宿ゼミでの課題図書「人口と日本経済 長寿、イノベーション、経済成長」について” の続きを読む

熱海での経済学OB合宿ゼミでの課題図書「文明の生態史観」について

梅棹忠夫『文明の生態史観』

1957年(昭和32年)に『中央公論』に発表された梅棹忠夫の論考である。(Wikipediaより)

本書は、梅棹先生の中央アジアの調査旅行を元に文明に対する新しい見方を示したもの。梅棹さんの本

従来の「西洋と東洋」という枠組みによって世界を区分するのではなく、第一地域と第二地域という区分で文明を説明したもの。 “熱海での経済学OB合宿ゼミでの課題図書「文明の生態史観」について” の続きを読む

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