「ザ・ファブル」観ました

ファブル

最近は、コミックの映画化が多いですね。この作品も漫画が原作で、南勝久『週刊ヤングマガジン』です。

率直に観た感想ですが、実に愉快で面白い!涙こそ流すような場面はないのですが、しかしまあ、これぞエンタメといった作品ですね。単純に笑えます。そういう意味では安心して笑えます。確かにヤクザ映画といえばヤクザ映画ではありますが、昔の昭和時代のヤクザ映画とは一味違う。現実感のないヤクザ映画ではある。特に、あれだけ派手にパンパンパン…と拳銃を撃ちまくっても、警察とか機動隊は出で来なかった。もちろんパトカーも救急車も来ないところは不思議と言えば不思議。

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「今日も嫌がらせ弁当」観ました

映画

八丈島には今年5月に二泊三日で行った。その際には、あちこちで、この映画のポスターを観た。「これは何だろう」と、八丈島から帰ってきてからとても興味があったので調べてみた。すると、どうやらその映画は、人気の『ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』が元だということだった。それを元にまとめたエッセイが出版され、それが映画化されたのだ。

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「兄消える」観ました

名演小劇場

柳澤愼一86歳、高橋長英76歳。柳澤愼一は86歳にして主演。こんな粋な歳の取り方をしたいと思う。昭和のレトロな街並み。信州上田といえば、真田幸村。袋町でのロケ。是非、もう一度あらためて行ってみたいと思う。
家出をした兄がなんと40年ぶりに帰ってくる。再会した兄弟の歳を足すと162歳。

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「歎異抄をひらく」を観ました

伏見ミリオン座

高森顕徹著『歎異抄をひらく』のアニメ映画化。親鸞に関する作品です。親鸞といえば浄土真宗の宗祖。その教えを記したのが「歎異抄」。弟子である唯円が記したとされる。

浄土宗の「悪人正機説」として「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」は、あまりにも有名である。善人が救われるなら、なおのこと悪人はそれ以上に救われるというのだ。では、善とは何なのか。悪とは何なのか。善人とはどういう人をいって、悪人とはどういう人をいうのか。本当は深く深く考える必要があろう。

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「長いお別れ」観ました

長いお別れ

この作品は中島京子著「長いお別れ」を映画化下したものです。認知症を患った元校長先生の昇平を演ずる山崎努。日に日に記憶が消えていく。厳格だった父の存在。それを支える妻の曜子を演ずるのが同じ名古屋出身の松原智恵子、もう70代なんだなぁ。老いてもとても、愛らしくそれでいて厳しい表現が刺さります。そして娘2人、長女の芙美を演ずるのが竹内結子、そして次女を蒼井優が演じている。

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「嵐電」観ました

嵐電

パソコンで公式ページをチェックしました。5月24日の日経夕刊の「シネマ万華鏡」記事に掲載されていました。摩訶不思議な映画だと。そして今年3月に、この目で「嵐電」を見た!ということ。3月に京都と京都に行ったこと。もちろん嵐山に行ったことが大きい。それが脳裏に残っており、機会があれば、ぜひともこの作品を見てみたいと思っていたところでした。ようやくその機会に恵まれました。

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「僕たちは希望という名の列車に乗った」観ました

映画(1)

ベルリンの壁ができる前の東ドイツから西ドイツに亡命した高校生の実話を元にした作品です。東ドイツの恐らく優秀な有名高校の生徒なのだろう。そんな党のエリート養成高校なんだろう。そのような高校で、起きるほんのちょっとしたこと。最初はそんなに大したことないと思いつつ、それが大事になってしまう恐ろしさ。モノの考え方、イデオロギーや政治における触れてはいけない事項。そうしたモノについつい触れてしまうと大変なことになる。当時ソ連の影響下にあった東ドイツであれば当然かもしれないが、社会主義国家への反逆行為として観られてしまうのだ。それが現実の世界にあるのだ。最近も温泉探査でスパイ罪で起訴された一もいるので、まんざら遠い話でもない。

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「空母いぶき」観ました

いぶき

かわぐちかいじ 著『空母いぶき』(ビッグコミックス 2015~)ベストセラーコミックの映画化で、海上自衛隊の架空の空母を描いたフィクション作品です。エンタメ作品ではありますが、ただ楽しむというよりは、自国の尊厳や防衛について、少し考えさせられる内容でもありますね。

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「プロメア」観ました

画像プロメア

最初の10分程度は、「何コレ?」ドンパチと、うるさいなぁー。そういった感じで、はっきり言って「つまらん」とちょっとひょっとして今回の作品は選択ミスだったなぁ。前評判に引っ張られたのは良くなかったかなぁ。そんな思いでした。ところが、ところが、ところが、だんだん上昇してきます。しかし終わってみれば、本当に良く作られている作品だと感心させられた、そんな作品でした。

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「パパは奮闘中!」観ました

奮闘中!

Amazonの倉庫もこんな感じなんだろうな。頑張るお父さんは、労組からも同僚からも厚い信頼を得ている。それなのに…。突然妻が蒸発。突然降って湧いてきたような子どものお世話。母親や妹、浮気。同情する気持ちにもなる。仕事も懸命に頑張っている。そして父親としても子ども愛している。そして男としての「性」人間味あふれる作品だと思う。

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