JALの国内線に乗ると、無線WiFiがほとんどの機内で活用できる。そこで、せっかくだからと機内でわずかな時間を有効利用しようすると、ついつい見てしまうのが、このJALが提供するTBS系「すっぴんアスリート」。これが機内で見ることができる。
限界に挑んでいるアスリートの姿をわずかな時間でそれを表現する番組。アスリートの普段の素顔には、とても魅力が隠されています。だからこそ、とても惹かれるのです。アスリートはほぼ、すっぴんではありますが、そんな素顔の話ではなくて(笑)、ここでいう、「こだわり」とは、アスリートのこだわりの“素顔=すっぴん”。そこには、「勇気」や「挫けそうになった時の沢山のヒント」が隠れているのではと、私は思います。こんな私たちでも一歩踏み出すヒントがある。だから、そういうアスリートの素顔を見たいと思うのだ。
昨日の行動を復習して、そして今日へと繋ぐ。そして明日への成功への一歩。なかなか良い番組です。そして放映時間も比較的短いので国内線にはピッタリ。あの西郷ドンの俳優・鈴木亮平が番組のナビゲータ。番組構成はアスリート1人に対して、『勝負メシ』『チカラをくれる音楽』『心を癒す場所』この3テーマに絞られているので、非常に判り易い。限界に挑むアスリートだからこそ“素顔”がいい。そこには凡人の私たちにも一歩踏み出すヒントがあるから、人は見たくなるんですねホント。最後に『あなたのそばにもきっとあるはず!』この言葉、ハットします。
今回の機内放映では、1人目はフェンシングの宮脇花綸選手でした。
彼女にとって音楽は「世界最小のプライベートルーム」ということ。 東京事変「閃光少女」一人の空間で、ずーっと、ループして聴いているという。とても勇気ある詩が『今(今日現在)がどんなとき(昨日)よりも好調よ』なんだと。趣味はお菓子教室。どんなに時差ボケがあっても、オフにはお菓子教室に通うという。スイスのお菓子、「エンガディナー」作っている。しかも本格的だ。それは彼女にとって癒やし時間なのだという。何事もメリハリが必要なんだ。
そして、2人目は体操の村上茉愛選手でした。
瀬尾京子監督の言葉が今でも残っているのだと。「考え方を改めよ。」あの言葉があったから今があると村上選手は語っていた。当時は短期集中型。長期的なプランは不向き。飽きっぽい。できない、調子悪いときはやめていたという村上選手。これまで向き合うことが苦手だった村上選手が、監督に言われた「考え方を改めよ。」これにより、調子悪くても、できることがあるはず。無駄にしない。という気持ちになれたという。
全力で前に進むことを歌った曲が、NEWSの「フルスイング」だという。
極める人はやっぱり違う。勉強になる。でも、勉強になるとか、感動したで終わらせてしまうのは勿体無い。そこから私は、何を得て、これからの生活にどのように活かしていくか。それが問題なのだ。何をアウトプット、習慣化して取り入れていくかが肝のように思う。
有り難い。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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