雨音の音響が有名な「花の詩女 ゴティックメード」

画像1

オススメ度:★★★☆☆(3.0)
理由:少女漫画でしかもロボットもの.
こだわりを持っている
永野監督の個性が光る.
今から10年前,
2012年製作の映画で,
メカニック・デザイナーだった
永野護が原作から脚本監督を務める.

本作は元々彼の『ファイブスター物語』の
スピンオフとして撮られた作品.
10周年記念リバイバルだ.
それが偶然にも映画館で
観ることができた.
それも10日間限りの限定上映だ.
少女漫画でSFロボットもの.

映画館上映以外の一切の
ソフト化を認めてないという
我儘ぶりの監督作品.
10年前で12Kを作成する必要が
果たしてあるのか.
だからソフト化出来ない?…
果たして本当かどうか.
やることなすことが徹底している.

詩女と書いて「うため」と呼ぶ.
詩女とは困ってる人に助言を与え
平和で国を治めようとする存在.
それは代々,詩女の記憶を
受け継いでいくものだ.

次期詩女は惑星カーマインの
少女ベリン.彼女は都行の
儀式を行う旅へ.
その道中をテロリストが狙う.
惑星連合評議会から護衛の
任務をドナウ帝国第三皇子
トリハロンが任されることに.

テロリストは実は単に
詩女を狙ったものではない.
一方護衛に就いたドナウ帝国は
強大な軍事国家.
戦いを好まない少女ベリン.
戦いのために生きてきた騎士.
互いに反目しあってる二人が
旅を続けることで互いを理解する.
優しさ泣けるシーンもあり,
内容はほどほど良かった.
技術的にこだわった音楽が
代表的な雨音だという.
それが聴けただけでも満足だ.

投稿者プロフィール

アバター画像
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。
PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました