2013年に起きたボストンマラソンの悲劇。爆弾テロ事件。
その事件で両足を失った男は、テロ犯人逮捕に貢献したヒーローとして、一躍マスコミはじめ世間からもてはやされる。
しかし、実生活では日常生活もままならない。自立には程遠い杜撰な生活。現実のギャップ。
光と影を描いた実話を元にした映画。
誰しも弱い自分があって、そうした生活も流させることがある。
恋人や家族、周囲に支えられながら、それでも自分で最後は選択して生きていく。
紆余曲折する心の動きがよく描かれている。
人は弱いもの。弱さから流される。
発する言葉もプラスの面よりも感情が高ぶってしまい、ついついマイナスの言葉を発する。
エンドロールで、ジェイク・ギレンホールが演じたボストンストロングと言われる主人公のジェフ・ボーマンの画像が印象に残る。
単にお涙ちょうだいモノではなくて、こうした複雑な心境をよく描がかれている作品だと思います。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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