いよいよブロックチェーンを利用した高速決済処理システムが本格的に導入されるのかな。
「ブロックチェーン」は、高速決済技術。高速といってもリアルタイムではない。
そして取引のデータの履歴であるトランザクションを複数にまとめたものが「ブロック」。そのブロックが連鎖され保存される。これが「ブロックチェーン」
ブロックチェーンはエッジコンピューターのように分散管理される。
従来の集約サーバではないので、システムの障害にも強いのではないかと言われています。P2Pで鎖のようにつながる。いわゆる「分散型取引台帳」は ユーザー同士でシステムを管理しあうことになる。それが時系列がオープンになっているので、不正を防ぐことにもなる。
三面の「きょうのことば」には、プライベート型が有力だと書かれてました。
プライベートチェーンには管理者がいる。管理者の許可によってコントロールできるので、まさに金融システムの管理に活用できると思います。
ただデータが分散管理されること、そして、リアルタイム処理ができないことが難点ではないかと。
新しい技術に期待するところ、大きいですね。
投稿者プロフィール
-
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。
最新の投稿
- 2024年4月23日映画『陰陽師0』
- 2024年4月17日映画「オッペンハイマー」
- 2023年11月27日映画マルス信州蒸溜所を思い出した「駒田蒸留所へようこそ」
- 2023年11月27日学会令和5年 電気学会電力エネルギー部門大会テクニカルツアー奥美濃水力発電所(2023.09.06)