泣けた…。映画「空飛ぶタイヤ」
ドラマの仲村トオルもいいけど、長瀬演じる赤松社長もいい。
愚直で不器用でありながら、社員への思い、熱い社長。
当たって砕けろというタイプ。戦略も戦術もない。思いが伝わる。
それでも巨大な力に挑む姿、成功するまで調べる、やれることはすべてやる。
いきなり感情にまかせて怒鳴る。そうかと思うと頭を下げる。
自分の対応が誤解だったと気づけば、それがたとえ、若手社員でも素直に謝る。
そんな社長。
そして、そうした不器用な社長を慕ってついてくる整備係の社員たち。
もうダメか、もう諦めるしかない…。と思わせる展開。
赤松社長の家族もいい。
赤松社長の奥さん(深田恭子)も素敵です。少ない言葉に愛を感じる。
息子も歯を食いしばっている。
この映画、亡くなった遺族の気持ちもよく描かれている。
「陸王」ファンの私には、この「空飛ぶタイヤ」の映画化にも期待してました。
長編小説がドラマでなくて、映画にまとめられるかな?とも思いましたが、そうした懸念もなく、まっすぐ心に刺さるんです。
ディーンフジオカ演じるホーム自動車の販売部の沢田の葛藤や気持ちも凄くよく描かれてます。
沢田と赤松が事故現場で挨拶を交わして分かれるシーン、そこでエンドロール。
そこで流れるサザンの「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」も刺さります。
良かった。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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