「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」観ました。

tulip原題は”Tulip Fever”。17世紀のオランダが舞台の小説を映画化したもの。
既婚女性と恋に落ちる貧乏画家の物語である。イギリスで発売後ベストセラー作品。当初はスピルバーグ監督による映画化の話もあったようです。

貧乏画家のヤン、若い既婚女性ソフィア、その夫は貿易を生業とした初老のコルネリス
ソフィアは孤児で、修道院から嫁になった。そしてそこで働く女中のマリア。
主な登場人物はこの4名。

17世紀のオランダと言えば、スペインから独立して海外に進出し、インドネシアに東インド会社を設立した時代。重商主義、貿易で莫大な富、経済的繁栄した時代である。
宗教ではカルヴァン、カトリックが両立した時代でもある。

そしてあのバブル。一部の間で取引されていたチューリップが多数の市民をも巻き込んで、投機の対象に。白いチューリップに色が混ざったもの。珍しい球根一個が邸宅一件分にも相当するとか。馬鹿馬鹿しいけど、人は熱狂するとおかしくなるものかも知れません。
球根で大金を手にする人もいれば、運河に身を投げるものもいる。Tulip_Fever(1)

そして画家のレンブラントやフェルメールの時代。画家も、貴族階級のお抱えではなくて、自立して裕福な商人たちの注文で肖像画などを描いて生活できるようになっていた時代でもある。富を得た市民は、先を争うように家族の肖像を描かせた時代。

フェルメールといえば、青色。映画も鮮やかな青が目につきます。tulip _fever

あまり現実離れした内容で感情の移入なありませんでした。共感も少なたった。
時代を知るには良い映画かも知れません。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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