三浦綾子展”2つの原点”『氷点』『銃口』観ました

三浦綾子展
会場は東京国際フォーラムの相田みつお美術館第二ホール。11/4(Sun)まで開催されています。

時間があればもう少しじっくり観たかった。雰囲気だけでも味わえたことに感謝。旭川市の三浦綾子記念文学館にも行きたくなりました。

三浦綾子記念文学館『氷点』『銃口』はふたつとも、有名な三浦綾子の長編小説。

『氷点』は三浦綾子のデビュー小説で、あまりにも有名。
医師とその妻。浮気。幼い娘が殺される。そして嫉妬から妻に内緒で殺人犯の娘を養女に迎える。それを途中から知った妻。冷たい仕打ち。そんな中でも明るく生きていく養女。
人はポジティブに生き続けていても、何処かに凍りつく瞬間まさに『氷点』がある。それは自分の気持ちではどうしようもない「原罪」。

そしてもう一方の『銃口』は戦時中の「北海道綴方教育連盟事件」をモデルとしたもの。
戦争、差別、教育…。軍国主義。理不尽。理にかなっていない。何の落ち度もない、そんな罪のない人が当時はいっぱいいたのかも知れません。
人は誰しも恩師というものが存在する。そしてどんな暗い時代にあっても、心優しい人もいるはず…。もちろん自分の友と呼べる人もいる。優しい人。逆に私を助けてくれた優しい人支えてくれた人もいる。時代とはなんだろうか。あの昭和とは何だったんだろうか。

展示物を見ながら、その時代背景や、どんな気持ちで物語を創作したのか、一部垣間見た気がします。旭川の外国樹種見本林にも行きたい。そして、もう一度また読み返してみたくなりました。

この三浦綾子展との出会いは、まさに偶然であり、偶然もまた必然であり、それを感謝したい。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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