映画、フェリーニの「道」amazon_Primeで観ました。涙が止まらん。

道樹木希林さん、黒木華さん主演の映画「日日是好日」で紹介された映画です。
黒木華さんが演じる著者典子が小学生の時に、両親に連れられて観た映画。それがフェリーニの『道』。その後、二十歳、三十歳で見返すと、見え方に変化が現れる。
確かにその時は理解できなかったとしても、時を経てある日観た時に、ハットすることもあると…、私は思います。
この映画モノクロで、とてもシンプルな映画ですが、奥がとても深い。

1954年のイタリア映画。アカデミー外国語映画賞

特に中でも、
綱渡り芸人アルレッキーノ(リチャード・ベイスハートのセリフが印象に残る。
「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。この世で役に立たないものは何ひとつない。そこに転がっている小石にも意味がある。」とても心に響く。

素直すぎる純真な心のジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)。彼女はアザミ顔のブズ。その娘と対局な位置に存在するザンパノ(アンソニー・クイン)。彼も素直といえば真逆の意味で素直。本能のまま生きている。吠えることしかならない。気に入らなければ、暴力に訴える。
ザンバノはジェルソミーナを人として見ていない。賄い婦程度で軽く見ている。
そんな仕打ちを受けていても心優しいジェルソミーナ。
「私がいないと 彼は独りぼっちなの」そんなことは、なかなか言えない。なんて優しい心なんだろうか。

この作品はとても切なく、それでいて弱い自分に気づいたり、時には恩を仇で返したり、その場の問題から逃げてしまったり、人を見捨てたり…。
愛と悲しみ。人はここまで残酷なのか。切なさすぎる。泣けて泣て。。
そして、あの映像とメロディーで、もっと泣ける。
良い作品でした。何度見ても、最後の30分が良い。
道(2)

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。