いずれのフレーズも今後の人生に生かされることが多いお買い得な本だと思います。
ホント中身が濃くて、お買い得な一冊だ。
おすすめ度:★★★★★
理由:
これは絶対ハズレがないハズです。
Kindle版はハッチングだらけ。とにかく流石に刺さる言葉が多かった。
思考の道具箱はすでに目次に程なく散りばめられて、後はそれを実践していくことが出来ます。
なにせ52項目に分かれています。
さらに大半が認知心理学などに学術研究で裏付けられてことばかり。付録も充実している。
ちなみに刺さった目次項目から感じたフレーズ表現は、以下の通り。いずれも頭を殴られた感覚!
◆自分の人生に集中しよう。
◆組織に属さない人たちと交流しよう。
◆不公正を受け入れる。
◆解決より予防する。
◆嫉妬をコントロールする。
◆楽しさとやりがいの両方を目指す。
◆思い出づくりより、今を生きる。
◆天職を追い求めるのはやめる。
◆本音を出しすぎない。
◆謙虚
◆簡単に頼み事には応じない。
◆兎に角、行動、そして修正。修正しながら考える。
つまりは、やりながら考える。修正する技術が大事。
◆全体を俯瞰する。
◆幸せを損なうことをしない。(これはかなり本質だと思う。例えば、孤独とか、アルコールとか嫌な仕事とか)
しばらく、読書してもアウトプットしてませんでした。
勝手に師匠と仰いでおります、しもやん、土井英司さん、樺沢紫苑さんも常日頃おっしゃってます。
「インプットしたら、アウトプットしましょう」と。
そこで先月、土井英司さんのBBM(ビジネスブックマラソン)でご紹介のありました『Think clearly 』が非常に良かったので、ついつい、<Kindleで購入する>をクリックしてしまいました。
人は大昔の2500年前から「よい人生」を送るために考えていたらしい。
確かに著者がおっしゃるとおり、この世に生を受けたからには幸せな人生を送りたいと思っています。
そこで、そうした人生を送るには、やはり指標があった方がいい。
それが著者が言う「よい人生を送るために必要な『思考の道具箱』」なんです。
そこで、読者の一人として想うのは、
「この人(著者)の「思考の道具箱」というものは、果たして読むに値するのか?」という点です。
誰しも、本を手にする時、この人は私にとって有益な情報を与えてくれる資格がある人なのか?
そんな視点で半ば疑って斜に構えてしまいます。
そこで著者の経歴を気にして、あとがきをちら見するわけですが、
著者は小説家でありパイロットでもある。
30代前半でスイス航空の子会社数社のCEOを務めた経歴の持ち、その後、書籍要約サービスの起業はじめ他の創設もしている。
さらに35歳から作家活動、新聞・ 雑誌の寄稿などをしている人物です。
前作も40以上の言語で翻訳され、世界29カ国で読まれている。累計売上部数は250万部以上。
良書です。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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