最初の30分は兎に角、激しい銃撃戦で、一体何のことか正直、わからないまま見てました。この手の漫画は、皆同じなんだなぁ、ロボットもの。そして剣とかミサイルとかマシンガンとか、ドンパチものなのかなーぁ、と思っていました。
ところがです。ところが30分過ぎたあたりから、「んんん、ちょっと違うぞ~」「おお、そう来たか」、この映画は3話で1時間半。ちょっと触りだけですが、家族愛とか、兄弟愛が急に展開する。それが実は、ヴァーチャルの世界。この感じ。何なんだろう?ちょっとドキッとしたこの感じ。「蒼穹のファフナー」。全くこれまで見たこともない感覚。事前に情報も知らないまま、観るのは、それが楽しい。
まさか、これが現実でない虚の世界だったなんて。
意識というのは肉体が亡くなっても行き続ける…ということを、お寺の住職に昔、聞いたことがあるけど、本当かも知れません。ひょとして、死んでも、意識というのは、どこかに残っている、そして空間を彷徨っている、そんな想いを感じる、とっても不思議な不思議な作品でした。
さて、そこで興味をもったこの作品について調べて観ました。
「蒼穹のファフナー」というのは、「そうきゅうの…」って読むんですね。そして、ナント、なんと2004年でテレビ放送ではありませんか。その後、ちょくちょくと映画化されたようです。というのは、やはり見る価値があるんじゃないかと。期待を裏切らない展開ですね。
平和に暮らしている島が、実は外界から閉ざされた島を表現していたり、実は虚構だったり、意志と現実の狭間に生きる。そんなとんでもない世界。
地球が、地球外生物によって侵略され、今や人類が消滅する危機に瀕し状態なのだ。「ファフナー」とは一体なんのことを指しているのか?よくわからなかったが、多分あのロボットなんだろうと最後の方にわかってきた。(笑)2004年から15年経ても続づいている映画化になるような作品。さすが奥行きが深い作品だと、思います。
さっそくAmazon Prime Video会員なので、この作品が観られるのかどうか調べてみると、なんと0円で観られるじゃないですか。また、ひとつ、見たいアニメが増えてしまいました。2004年にテレビ東京で放映された全26話。その他にも、以下のものが、Amazon Prime Video会員ですべて0円。有り難いな。Amazon(笑)
1)蒼穹のファフナー
2)蒼穹のファフナー EXODUS
3)蒼穹のファフナー EXODUS “第2クール”
4)蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH
5)蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT
楽しみが増えました。★★★★☆
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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