非日常というのは、大事なことだと思うんですよね。日常生活に変わった味を加えるということ。人生は一回だけ。この時間を有意義に、そして後悔しないように生きることって、大事だと思う。ちょっとしたエッセンス、香辛料かも知れません。そうしたものが人生には必要です。いや、そう思います。
そうした非日常を経験した時に限って、必ず、凄い景色を観たりすることが多い。例えば夕方に遠出をした時など、雲に切れ間から日が差す光景をよく見る。
それがとても美しいのだ。爽やかな気分にさせてくれる。それは何なんだろうか?どうして綺麗に思うのだろうか?それは暗闇?あるいは、暮れてしまう。暗闇が訪れようといている。これから夜を迎える寸前に、僅かな雲の隙間から光が差し込む。この風景。それがたまらない。日が当たるとは、まさにそういう偶然の、そして今日最後の光なのだ。それがとっても絵になる。
気がつけば、知らず知らずに毎日の日常に流されてしまうことが多い気がする。半ば無意識のように朝起きたらトイレに行き、そして歯を磨き、朝シャンをしたり…。そして朝食を急いで食べて、会社に向かう。通勤電車の中ではスマホでメールやSNSで近況を確認する。そして、会社に着いてから、まず机に座ってパソコンのスイッチを入れる。メールを確認する。そうした毎日の習慣。毎日、毎日、同じことを繰り返す。それは惰性なのか、それとも悪しき習慣なのかわからない。
習慣とは、凄いパワーを持っている気がする。たぶん、凄いパワーを持ているはずである。「習慣が人を形成する」そうして言葉は胸に刺さる。新しいものを創るには、この毎日の日常。日常の中に新たな習慣を入れ込むということが大事だ。それが判っていながらできない歯がゆさ。確かに口では判っていながら、それができないことが多いのではないか。
「それはなぜかな?」って考えてみると…
それはこれまでしたことがないから。やったことがないことを最初にするには凄くパワーが必要になる。絶対したいことでないから。だから流される。
マンネリとは、現状に甘んじて、それで「善」とした自分がいるからで、それは自身が承認しておることにほかならないと思う。だからそうした自分を確認するために、日記も書くし、その日一日を俯瞰することも必要なのかも知れない。非日常を、新しい習慣を確認するために、ほんのちょっと一日を俯瞰する時間を使わないといけないと思った次第である。
頑張ろう私。(笑)
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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