「ザ・ファブル」観ました

ファブル

最近は、コミックの映画化が多いですね。この作品も漫画が原作で、南勝久『週刊ヤングマガジン』です。

率直に観た感想ですが、実に愉快で面白い!涙こそ流すような場面はないのですが、しかしまあ、これぞエンタメといった作品ですね。単純に笑えます。そういう意味では安心して笑えます。確かにヤクザ映画といえばヤクザ映画ではありますが、昔の昭和時代のヤクザ映画とは一味違う。現実感のないヤクザ映画ではある。特に、あれだけ派手にパンパンパン…と拳銃を撃ちまくっても、警察とか機動隊は出で来なかった。もちろんパトカーも救急車も来ないところは不思議と言えば不思議。

でも、考えてみれば、そんなことはどうでもいいように思えます。(笑)もともと内容がすっ飛んでますから。そうした議論は無駄かも知れませんね。

観終えた後はスッキリした気分になります。久し振りの水戸黄門的な勧善懲悪作品。安心して観られます。それにしもて岡田准一は、二枚目も三枚目もできる役者ですね。どんなアクションでもこなしてしまう俳優です。本当に凄いな。感心します。ヤッパリ格好いい。何度も言いますが、この作品は内容がぶっ飛んだ内容で、あり得ない展開ばかりです。

さて作品の展開ですが、まずは殺し屋のプロが、ボスの命令で堅気の人間になるために「一般人として平和に暮らす」という展開。

昔は、こうした漫画は読まなかったが、銀魂といい、このファブルといい、漫画は楽しいと、最近思うようになった。流石に通勤の地下鉄では読む気にはならないが、しっかり読書の時間を確保したいとは思っています。

出演者もユニーク。バイト先の社長役の佐藤二朗の演技も面白い。銀魂と重なる。柳楽優弥も出演しているからかも知れません。当然、銀魂の真選組、土方十四郎と重なります。妹役の木村文乃も存在自体が和みます。ヒロインの山本美月も良かった。ヤクザ役の向井理も、こうした演技もするんだと、私の中では意外だったので、ちょっと驚きました。

殺し屋なのに、趣味が「お笑い鑑賞」寒い芸をする、傍から見ても全く面白くない芸人の芸に、バカ笑いをする。そして、極端な猫舌。欠点といえば欠点なのか?それも面白キャラがあるからこそ、このギャップがいい。そして絵がめちゃ下手。殺し屋のプロという顔を持ちながら、「おちゃらけ」たっぷりの人格がなんとも親近感が沸く。そのネジが外れたところも魅力である。カッコ良すぎるくせに、バイトは時給800円。ハリウッドほどの醍醐味はないにせよ、それなりにバトルもあり、実に楽しめる作品だと思いますね。★★★☆☆