もうひとりの自分に言い聞かせる言葉。「健闘を祈る」良い習慣をみにつけてください。と、もうひとりの自分に言ってみました。(笑)
わかったことがあります。習慣、習慣とは良くいわれますが、そもそも「習慣」とは何でしょう。そして、「習慣」はどのような時に必要なのでしょうか?「良い習慣が人をつくる」といいますが、それは恐らく「本気モード」で自分の一日一日の行動を考えることで、わかるものなのかも知れません。では習慣とは毎日のことでしょうか?私も最初はそう思いました。習慣とは、毎日の癖のことだと誰しも思いがちです。
違うんですよね。習慣とは、毎日のことではありません。正確には毎日だけ…のことではありません。毎日、毎週、毎月、毎3ヶ月、毎6ヶ月、毎年、毎記念日。それぞれ定期的に行われること。神事に近いということを発見したんです。ひょっとして、そんなことは随分前から気づいていらっしゃる方もいるかも知れません。残念なことに今更ながら、そのことに今頃になって、この年になって気づいたんですね。
習慣とは、インターバル、それぞれの周期毎に決めるべきだったんです。どうしてこいうことがわかったかというと、本気で習慣を変えようとすると、実際にスケジューラに落とし込むことになるのですが、その場合、具体的に、いつやるの?じゃ何月何日?何時?それは毎日なの?毎週なの?ってことになる。たとえば、ダイエットのために「スポーツジム」に通うすると、それは毎週火曜木曜の19時~21時だとか、「ピアノ教室」に通うとすると、月2回とか…。です。
でもそのインターバルは、そもそも、ジムにせよピアノにせよ、「あなたは、それをして何を目指すのか」ということです。たぶん人は何か行動を起こしている時は、何らかの目的に従って行動しているはず。それは何となくとか、目的がないといか、それも目的がない=0という目的。当初目的の設定があって、そこで初めてその頻度をどの程度にするかも変わってくるはずですね。アジャストが必要になるわけです。
簡単に習慣化というのは、言葉では安易ですが、具現化すれば、そう簡単ではない。限られた時間をどのように使っていくか。そういうことまで考えていく必要があります。
まとめると「良い習慣をつくる」には、
1)成し遂げたい(夢)項目リストを書く
2)それはいつまでに(期限)実現したいか
3)上記1)2)の2つができたら、それをなすためには、まず何からやればいいか。
4)その頻度は2)の期限からどのくらいのインターバルでやればいいか
このステップで考えれば良いと気づきました。
ここで注意事項があります。それは「時間は有限だが、使い方は無限」ということです。やりたいことが増えた場合には、全体で期限を伸ばすか、あるいは、やりたいことリストから抹消する。つもりは、それは本当にやりたいことではなくて、「捨てる」という選択も時には必要だと思うのです。ちょうど今握っているものを手放さないと次の欲しいものを握ることは出来ません。それに似ています。どうでしょう?少しずつ霧が晴れてきたような、そんな気がしませんか?
さあ、未来の扉を開けましょう。人生は後半戦。後半が勝負です。(笑)
投稿者プロフィール
-
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。
最新の投稿
- 2024年4月23日映画『陰陽師0』
- 2024年4月17日映画「オッペンハイマー」
- 2023年11月27日映画マルス信州蒸溜所を思い出した「駒田蒸留所へようこそ」
- 2023年11月27日学会令和5年 電気学会電力エネルギー部門大会テクニカルツアー奥美濃水力発電所(2023.09.06)