言葉は言霊なんだと実感する時

しもやん語録

これは、しもやん語録の80選の冒頭の表紙に書かれた言葉です。下川浩二さんこと「しもやん」。しもやんから譲っていただいた言葉の束です。80の言霊、語録が詰まっています。

「ガッンと一発一筆入魂 しもやん語録2015年厳選80選 心にひびく名言を筆で書くだけで明るい未来がやってくる ご利用は未計画に」

何とも茶目っ気たっぷりの悪戯ぽい言葉が踊っています。マジか?、それおちょくってるのか?そんな語録も正直あります。そんな中にとても学びが多い。そうしたこの80選の筆文字をそのまま写経…いや、写「しもやん語録」をしました。はじめは筆文字の練習のつもりでした。どちらかというと字の練習です。しかし、違ってました。写すたびに、次第にその中に学びが存在するのです。私自身下手な筆文字ですが、下手とか上手とかそういった次元の問題ではなく、その言葉自体に興味が沸く。確かに語録を写す。それを恥ずかしげもなく後悔…いや、公開することで、気付かされることが多い。気がつけば、約90日続いています。こんな下手でも、よく公開できるなぁ~。って自分でも思う。でもカッコ悪いからこそ親近感が湧く。「なんだ!こんなレベルでいいんだ!」そう思うこともあると思う。人はなんか公開する時には、そこで、「かっこいい姿」を見せようとするかも知れません。でも見たいのは綺麗な完成されたものではなくて、未完成なものに心がときめくのではないかと思うのです。

そしてもう一つ。人はリアルが好き。今この時、この程度の人がどこまで、本当にできるようになるのか?それを気にする。だからライブ中継は魅力がある。リアルはライブ。その人を通じて一緒に自分も成長したかの、そう、自分が体験したかの錯覚を疑似体験ができる。それがいい。それは、ひょっとしたら、なりたい自分を創造しているかも知れません。皆が皆、本当はなりたい自分を持っているかも知れない。そうした疑似体験を大袈裟に言うと、不器用な自分を公開することで、多くの人に影響を与えているとも言えるかも知れません。

良い言葉は人を幸福にしてくれると、しもやんが言ってました。最初は半信半疑でしたが、やっぱり本当なんだなぁ~と思います。

良い言葉に囲まれるとハッピーになれる。

そんな凄く普通のことが、普段の生活では感じられないことが多い。それを考え解くと、おそらく「ああ、それ、それ、聞いたこと…ある、ある…」っと、そんな会話で終わってしまう。大事なことは本当にそれを実行しているか知っているレベルでるかということ。

随分…いや、凄く天と地との差がある。知っている(しっている)のと、(やっている)のとでは、(うさぎ)と(うなぎ)ほど違うのだ。良い言葉に囲まれるというのは。それに囲まれている内に、そうなりたいと自然に思うものかな?そんなことを感じます。良い言葉は言霊。魂がこもっている。魂。良い霊に囲まれてエンジョイしたいと思います。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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