「天気の子」観ました

天気の子

久しぶりに映画で泣けました。「今日も嫌がらせ弁当」以来に泣けました。
新海誠監督といえば「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」そして前作の「君の名は。」どれも美しい映像と音楽のマッチングがいい。

今回の作品は、前作の時空を超えるような「君の名は。」に比べると、とてもシンプルなストーリだった。しかしそんな簡単なストーリなのに、何故か、凄く胸に刺さる作品である。なぜなんだろう。新海誠監督のアニメは、兎に角映像が美しくリアルである。そして、挿入歌もぐっと惹きつけられる。前作よりももっと刺さるのはそのせいなのか。
そして、この作品にもある「人とのご縁、出会い」。
「今日も嫌がらせ弁当」の舞台である八丈島。東京からの定期船がある八丈島。今年5月と7月と二回行く機会に恵まれた。これもご縁。東京都八丈島に妙にご縁があるのだ。

この作品で感じたことは、「人とのご縁、出会い」の他、「一歩踏み出す勇気」「人を、相手を認める」というここと。出会いとはそうしたのなのか。出会って心通じ合うには、相手からの声をかけてもらうまで待つことでなく、やっぱり自ら自分をさらけ出して、自己開示をすること。そうすることで、相手に認められることが多くなる。
そして何かをしようと「決意する」ということ、覚悟を決めたたら、一生懸命思考したことを実行するのみ。はじめの一歩を自ら踏み出すことが大切だ。行動しないと何も始まらないし、手にすることも出来ない。人はそうした自ら動くこと、その勇気ある行動に、そして真剣さに、他の人の心が動かされる。神様も味方してくれる。
そんな決意に大事はキーワードがある。それが「失う覚悟」だ。他のものを失う覚悟が必要なのだ。躊躇せずにその一歩を踏み出す勇気が私にはあるのか?そんなメッセージを受けた気がする。
思ったことを素直にやってみようよ!行動に移そうよ、突っ走ること。妥協するな!怖気づくな。そんなメッセージを主人公の「穂高」を通じて受けた気がしました。土壇場で、今後に及んで、行動に移す勇気があるかと。
そして、こうした異常気象も地球や宇宙の規模からすると、高々数千年は45億年からすればゴミのようなもの。 真夏には雪が、そして真冬には夏日が…。首都圏大豪雨とか…レジリエンスです。ありえないと思っていることが起こることが、ひょっとしてあるかも知れません。
そんなときはどうする?やっっぱり、どんな苦境でも、「君と乗り切る」 みんなで力を合わせ、知恵を出しあって、諦めずに乗り切ろう!ってことでしょうか。これから先、何があろうと、諦めない…。

この作品全体のポジティブシンキングもここまで行くと、トイレの100Wではく、1kW相当です。(無駄に明るすぎる)でも逆に、その前向きさが特に共感するんだよね。

天候、台風も、晴天も雨も、曇りも適度に必要なのだ。干ばつには「雨乞い」も必要だけど、豪雨も困る。だから「てるてる坊主」も必要なのだ。中庸とは実は絶妙なバランスなんだぁと、あらためて思った。大自然の前では無力かもしれない。中庸な天候に有り難いと思う。久しぶりに感銘を受けた作品だ。★★★★☆