Uberのこと知らない人は勉強になる。
知っている人は、おそらく共感すると思う。
顧客評価の5つ星など、Ubarを使ったことのある人なら、
「ある、ある…」と身近に感してしまう。
私も先日、ロンドンで空港まで初めてUberを使った。
それ以降、Uberに乗って5つ星(★★★★★)以外付けたことがない。
この作品を観てuberのドライバーは、
★の評価を気にするんだと判った。
そうか、ヤフオクでも★の評価を気にするし、
Amazonでも★の評価を気にする。
フィードバックの★とは、一番わかりやすいし、
付けやすい評価なんだ。
Uberならぬ、Stuber。アクション&コメディ色の強い作品だ。
いいとこ取りだけに、結果としてハッキリしない作品に仕上がった感がある。
でも、そこが逆に魅力かも知れません。平凡だがちょっとユニークな作品だ。
スチュというインド系の青年はUberの運転手である。
電気自動車の日産Note。
だからタイトルがスチューバーなんだ。
StuがUberでドライバーしているからStuber(笑)
真面目なこの青年の行動、動きがとても滑稽で面白い。
正直ものの彼に私は非常に共感を持った。
そんな彼が事件に巻き込まれてしまう。
とんでもない警察官のヴィクが同乗してしまった。
相棒を殺された警察官ヴィクは犯人逮捕に執拗にまでになっている。
手段を選ばない。絶対に敵を取る、
そんな勢いで乗られたスチュはたまったものではない。
手に汗握ることはなく、気楽にアクションが見られるので、
良い反面それが悪い面でもあろうが、そこも愛嬌楽しめる作品だ。
コメディなのかサスペンスなのかアクションものなのか、
あるいは犯罪もののスリラーなのか、
どちらかというと、
はっきりしない作品ではあったとは思う。
でも、えっ!まさか…といった展開もあり、
お笑いの部分もふんだんに盛り込まれている。
娯楽映画としては十分楽しめたし、
典型的な水戸黄門的な作品でもあり、
後味もスッキリ。心地よい仕上がりだと思う。
オススメ度:★★★☆☆
理由:B級グルメの大好きな私にとって、
この手の笑える系の映画は好き。
そして、後味もスッキリって感じがいい。
確かに、平凡な作品で、何か得られるものは少ないかも知れない。
深みも裏もない、出がらしのような麦茶。
がぶ飲みしても大丈夫。
スチュの人としての成長、そして気の優しいところもいい。
そして娘のことが大事な刑事のヴィック。
父親の不器用な娘の扱い。
その娘も本当はパパが好き。
そうした人間関係、
この作品の裏に秘めたほっこりが気持ちいい。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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