なぜにこんな圧倒的な面白いんだろう?「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章」

銀英伝第三章

「ノイエ銀英伝」昨年から続くアニメ映画。『Die Neue These』は「新説」
ますます楽しみが増えてきた。
オススメ度:★★★☆☆
理由:壮大な歴史小説だけに、
読破したい内容でもある。
またこれぞ経営学、
人生論にもなるような作品でもある。
人は育った環境によって考え方が構築されるのだろう。
そして歴史は場所と時間を変えて繰り返すことが
手にとるように理解もできるような気がする。
そんな人にオススメの作品です。

それにしても、見逃した一章が痛いと思う。
第二章に引き続き、第三章を鑑賞。
三章は実に悲しい結末だ。
涙無しでは見られないシーン。
それより、何よりも「銀河英雄伝説」って、やっぱり凄いなぁ。
その圧倒的な面白さ、そしてその完璧なほどの完成度。
ようやく10巻のうち2巻が終了というこの長さ。
作者は一体どういう頭の構造をしているんだろうか?
つくづく感心してしまいます。

銀英伝第三章1

今回の帝国における貴族の反乱、
そしてあの理不尽な大量虐殺を
許してしまったラインハルト。
大衆を引きつけるために、
ただその為だけに、
それを事前に知りながら、
それを見過ごしたラインハルト。

ラインハルトとキルヒアイス。
切なさと愛しさが入り交ざる。
泣けるわ。
互いにその気持ちが、
わかるだけに辛すぎる。
その場で、
その一瞬での決断が、
大きくその後の運命を左右するんだ。
そういうことって、
日常でも多過ぎる。

他方自由惑星同盟の方と言えば、
クーデターで占拠された
自由惑星同盟の首都を
見事に奪還したヤン・ウェンリー。
しかしながら、
その後は後で、
なんだか政治的な
きな臭い駆け引き。
政治に参画することを
恐れる権力者たち。
必ずしも民主的解決が最善ではない。

戦争だけではなく、そうした政治的な動き。
人の心の動きまでもしっかりと捉えて
描写する作品の凄さ。
ますます原作を読破したい気持ちになる。

この年末には
時間と資本を注ぎ込みます。

作品の映像は鮮やかです。
あの非常な「アルテミスの首飾り」の映像の美しさ…。

エンドロールの最後に次作の予告もあった。
「地球教」に感謝!

この壮大な歴史小説はやっぱり凄い。
銀河帝国と自由惑星同盟といった
対立する陣営のイデオロギー。
ラインハルトやヤン・ウェンリーをはじめとする人物像、
そして会戦をはじめとする戦略。150年間に続く戦争。
おりしも今は5G時代。まだまだ銀英伝の世界には追いつかない。
この作品が20数年前に創られとは、これまた凄すぎる。

それにしても憎しみをバネに成長していけるラインハルト。
まるで曹操のようでもある。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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