最後はエンドロールで号泣。ブラック・ジョークやユーモアが多彩なコメディ作品「ジョジョ・ラビット」

ジョジョ・ラビット

ラストシーン…ドイツ敗戦。そんな中でも、そんな悲しい中でも、
それでも、ほんの少しの希望はある…。何があるか?
それはこれからのこと、わからない。
ラストシーン…。ホント凄いな。
そう思いえる作品でした。

おすすめ度:★★★☆☆
理由:人は洗脳される。特に10歳の少年ならそうかも知れない。
でもそれは間違っているのか、そうでもない。人は様々な経験で
失敗や悔しい思い。苦しい思いからしか、学べないのか。
コメディ映画でありがら、泣かせてくれます。
そして考えさせられる。恋愛は10歳でもするんだ。
歳は関係なくて、蝶はお腹の中で大きく羽ばたいて、
どうしょうもない…。そんな思いも共感できるのではないでしょうか。

ヒトラーを崇拝している10歳の少年ジョジョ。
アドルフ・ヒトラーに憧れを抱いている少年ジョジョ。
心の友でもあり、幻想として語ってくれるヒトラー。
そして、心なかで蝶が舞うような、
まるで心臓が爆発しそうな思い。
年上の人に憧れる気持ちもよく判る。

ジョジョは心優しく、ウサギと呼ばれてしまう。
一方、大好きな母エルサ。大好きは母親は反ナチスでのだ。

ラビットは、以外にも強いのだ。
一部笑えない、取り方によっては不謹慎なユーモア。
それでいて真面目。
それだけに辛辣にまた滑稽にも見えるんだ。

愛国心、強い国、強い人、優しい人。
目の前に広がる事実。見るもの聴くものが事実なのだ。

鵜呑みとは恐ろしい。
そして人はやはり失敗や経験から学び、成長していくんだ。
どんなに辛い世界でも、どんなに辛いことがあっても、
希望があるように見えた。

エンドロールで涙が溢れた。

ジョジョの友達で、
ちょっと小太りの丸メガネの似合うヨーキーも面白い。
母は強し。信念も強すぎる。余りに愛おしすぎる。
好きでたまらない息子のこと。

あの世界に自分が居たとして、それでも真実を見つめる母のような
強情までも頑固な、そんな生き方が出来たか。まさに最強の母なんだ。
考えただけで泣けるんだ。

集団心理。一言発すると、捉えられるような世界。
自我もできずに、言われことを信じた時代。
そんな中で生きていくのは怖い。そんな気がする。

わずか10歳で放り出されて、これからどう生きていくのか。

余談ではありますが…
ドイツ語だったらもっといいのに、
なんで?なんで英語なの?と思った。

アーリア人と日本人、
ユダヤ人。そしてロシア人。
日本でも、米国人、アメちゃん…は、鬼だと言われた時代も
あったような気がします。

キャプテンKも憎めない。
そう考えると敵も味方もないような、倫理?正義?
人間力?優しさ。人となり。
考えさせられました。

全く生きていること自体が紙一重。

10歳の少年からみ戦争。ウサギは本当は強いかも知れない。
靴紐はちゃんと結べたほうがいい。そして楽しかったらダンスをしよう。

でも、母の姿。そしてキャプテンKの優しさに、思い出すだけで、
今でも、そう、今でも泣けてくる。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。