なぜ、あんなクズと結婚したのか?疑問も残った映画「ラストレター」

ラストレター

オススメ度:★★★☆☆
理由:映画らしい映画です。映画でないと描けない作品です。
本当は大切にしたかった、手に入れたかった、
一緒に暮らしたかった。結局はその願いも叶わなかった人。
そんな人が雑に扱われていたと聴くと…。切ない。
切ないけど、美しい景色で救われる。最後に残る希望にかけたい。
そんな経験のある人にはオススメです。

悔しい想い。一生の後悔。あの時なぜ…。そんな思いが蘇ってくる。
切ない想いがよぎりる。懐かしい甘い香り。そして辛い想い。
苦しい気持ち。二度と戻らない過去。自分の過去と共振して、
とても切なく、それでいて、共感した作品でした。
戻らない過去に乾杯!
それにしても…
松たか子、広瀬すず、森七菜。豪華ヒロインでした。

老いてもなお、今でも手紙のやりとりをしている人たちがいる。
水越けいこの演技も脇役であったけど良かった。

そして景色も…。
仙台、宮崎の景色がいい。

そしてなんといっても
一番共感したのは同窓会の出来事。

初恋。片思い。好きという気持ち。
共感できるところがとても多い作品だ。

たとえセピア色に色あせても
あの頃の好きたった気持ちは蘇る。

ご縁。
好きになるという気持ちは、わからない。

両思いというのは程遠く、おそらくは片思いなんだろうな。

AくんはBさんが好き、
Bさんはそれほどでもなく、
CさんはAくんが好き。
Aくんはそれほどでもない。

人生は悪戯をされることが多い。
同じ福島雅治主演の「マチネの終わりに」がよぎる。

人生の悪戯は、
例えば誤解を与えないようにと、
相手を気遣うことで、
かえってこじらせることも多い。

何度も失敗したことがよぎる。

人の人生に影響も与えることもあれば、
何ら与えないこともある。

もう少し早く出会っていれば…。
もう少し違った出会いがあれば…。

逆に
こんなに辛い想いをするなら、最初から
無かったことにしたとか。

人はさまざまな選択を重ねて人生という道を歩く。
どんなに唐突に変わってしまったように思えても、
積み上げられた事象ひとつひとつをとって見ると
その人その人が、その時々に選択しているんだ。

人生って、後々覗くと、
それはまるで済んだ滝の水のようだ。

美しくて繊細なんだけど、切ない。
時は戻らないだけに切ない。

高校時代の過去と、現在が交差する。
あるある…と思ってしまう。

過去と現在が行き来するだけで、ワクワクする。
感情がぶり返すんだよね。
わかるわ。

手紙を通して過去と現在が繋がるストーリーがいい。
でも紙は残るから嫌だ。
そうと思いながら、今でもそうしたものを
手元にないまでも心の奥に取っておくこともあろう。
消せないから。
でもそうしたものが手元に残っていたほうが、
やっぱり後々考えるといい。
ついついSNSで済ませてしまうが、
想いを手紙に込める。
それがいいんだよね。

長い時間が過ぎていても、その一瞬の断片。
それが鮮やかに蘇ってくる。不思議です。

まったく色褪せないものというのは、
必ず何処かにあるんだろうな。

原作を読みたくなった。

人生思うように行かない…、だから切ない。
わかるなぁ。同窓会。共感するところも多い。

やっぱり、やりたいことは我慢しない。
人生で好きを我慢する理由はないはずだ。

コレに尽きます。
「好き」という言葉は単純でありながら、
それでいて、とても美しくて綺麗な言葉。
好きなこと、好きな人に囲まれた生活。最高だと思う。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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