バリの兄貴オススメの作品「黒い司法 0%からの奇跡」

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オススメ度:★★★★☆(3.8)
理由:これは是非観てほしい作品だ.
正義とは何か.どう生きればいいのか,
理不尽の多い中でブレない自分を形成するのは
簡単なことではない.
それでも信じてやっていくという信念.
勇気というか,それが叶えなくて,
たとえできなくても,好き進む覚悟.
それを教えてもらえる,そんな作品です.

2019年実話に基いた作品.
原作は『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』(ブライアン・スティーヴンソン著)

使命感のある生き方,
ブレない生き方ができる人は屈しない.
芯がぶれない生き方をしたい.

ライアン・スティーブンソン,
彼はハーバード大学のロースクールを卒業し,
その使命感から複数のオファーを断り,
黒人差別の根強いアラバマ州で受刑者の
人権擁護活動に参加.

そんな彼が,殺人犯という,やってもいない罪で
死刑宣告を受けた黒人のウォルターを
助けるために奮闘する.

無実の黒人を有罪にして,
でっち上げ.隠蔽工作で虫ケラ同然に
死刑囚にしてしまう.
これが事実だから怖い.
判事も白人でグル…となると,
法の正義はどこへ行ってしまったのか.
近代社会において,
まだ数年前のことでそれが公然と
行われていることに怒りを通り越して
諦めにも似た心情に陥る,

嘘に嘘を重ねた白人主義の証言,
そして陪審員.黒人への嫌がらせや脅迫.
そんな中で,彼の心揺るぎない信念.
それが素晴らしい.感動するし,尊敬する.
そんな生き方をしてみたい.

限られた命をそういう人の為に使い切る.
凄い信念だ.普通なら,ここまでされたら,
心折れてしまう.
まさに理不尽甚だしい.
判事までとなれば,もうひっくり返すことは
無理ではないのかなどと,思ってしまう.

死刑とは,その方法を知ると怖い.
電気椅子,絞首刑,銃殺も斬首もどれも怖い.
それが作品でも表現されていて,
よりリアルに望んでいない死に対する
恐怖すら感じる.

これだけ何度も,そう…何度も理不尽が
重なると,心が折れて,怒りをどこか別の
ところに持っていくか,あるいは悔しくて
悔しくて悶々とするか,
やがて最後には諦めるといったところだ.

冤罪とか差別.本当に許せない.
理不尽極まりない.冤罪があるということは,
ラッキーって思っている真犯人が野放しで
存在する訳で,それも許せない.

まして,冤罪で6年間も刑務所暮らしを
強いられて,一転無罪となっても
その時間を返してほしいと思ってしまう.

まさに「正義」とは何か.
身につまされる

終始一貫してブレないブライアンのような
生き方がしてみたい.

実話に基づく作品には
エンドロールで実際の写真や映像が
観られるところがいい,より心に突き刺さる.

怒りの涙.そして嬉しい涙.
Amazon Primeでこれほど感動するんだから,
おそらく劇場で観たらもっと凄いんだろうなぁ.
映画館で観たかった.これはオススメです.

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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