「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」観ました

ハラハラ、ドキドキしながら観られる実話の映画、今年は実話の映画化が多い。
やっぱり実話は刺さります。

The Post

これは、1971年にワシントン・ポスト紙が「ベトナム戦争に関する米国政府の嘘」をスクープ掲載した舞台裏の一部始終を映画化にしたもの。

ベトナム戦争に関する国家最高機密文書、掲載すれば会社存亡の危機になる。だから掲載をやめて従業員を守るか、いや、それでも「報道の自由」を主張して、「国民に事実を伝える」という新聞の使命を全うすべきか。まさに究極の選択。

ワシントンン・ポスト紙の究極の選択を下すのは、自殺した夫の後を継ぐキャサリン・グラハム。メリル・ストリープの演技はこれも凄い。

周囲の重役は記事の掲載には反対。編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は報道の自由を主張。

キャサリンが葛藤しなら出しだ結論。それに泣けます。

ウーマン・リブがベトナム反戦運動や公民権運動に連動する形で、女性の活躍が叫ばれた時代とはいえ、当時はまだ女性が第一線で働くことが少ない保守的な時代。

そんな時代の中で、心中はいかほどだったか。

翌年、1972年はウォーターゲート事件。これもワシントン・ポストをはじめとする取材から次第に政権内部が民主党本部の盗聴に深く関与していることが露見。ニクソンが辞任して、ベトナムから撤退。

まさに歴史の変わり目を人間模様に焦点をあてて、表現した作品だと思います。
さすが、スピルバーグ監督作品ですね。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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