オムニバスで6本の短編作品「昨日より赤く明日より青く-cinema fighters project-」

cinema fighters project-

オススメ度:★★☆☆☆(2.4)
理由:短編作品は,表現する時間の制約から,
いずれも「後はご自身で考えてね」的な
投げかけられることが多い.
歌詞の内容がストーリになると,
こんな感じになるのか.
私には少し物足りないし,
消化不良でもあった.

正直短編は苦手.自身が至らず,
想像力不足からモヤモヤが膨らみ過ぎて,
消化不良を起こしてしまうのだろう.
魂が震える作品に出会うには,
多くの経験数が必要だろう.
そして五感で作品を感じるには
映画館が一番だ.
ストーリだけ確認するのであれば,
自宅で十分かもしれない.
あの迫力ある音響と映像,
作品に集中できる暗い空間.
どうも,私にはオムニバスでは
物足りないようだ.

本作は各オムニバス作品が
曲の歌詞から手掛けるといった
取り組みのようだった.エンディング曲を
もう少ししっかり聴いて,歌詞を
確認すると,もう少し愉しめたように思う.

しかし2時間で6本,
そしてエンディング曲が
もちろん6本分あるので,
実質本編は15,6分になるのだろうか.
6本はそれぞれ作品名が「BLUE BIRD」「真夜中のひとりたち」「言えない二人」「怪談満月蛤坂」「COYOTE」「水のない海」だ.

短編なので,記憶に留めていないと忘れそう….
ということで,記してみる.
1本目は兄弟のうち弟が突然亡くなるという
悲しみとその彼の思い出を描く作品「BLUE BIRD」
ワクワクするのは,
これから何かが始まるぞ…という序章で
エンドロールとなりEND.

2本目は,男女ともに失恋したもの同士が
偶然一緒に夜を明かすという,
一見ありそうな無さそうな作品.
気持ちはわかる.傷を舐め合ううちに,
深入りしたくなる気持ち,
互いに共感する気持ちが何となくわかる.

3本目は幼なじみで思いを,告れない大学生…,
あるある…?でもないかな.
不思議となモヤモヤ感が広がる作品.

4本目はなんとも不可解,.包丁職人と
幽霊の奇妙な作品.取り憑かれると怖い怖い.
上手い話には安直に近づかないことだ.
一夜をともにしたい気持ちもわかるが,
用心に越したことはなさそうだ.

5本目は,あのコロナ禍で各国が
ロックダウンし,それに翻弄され
壊れてしまうカップルを描いた作品.
巧く行かないのコロナのせいばかりでは
無さそうだ.
なんでそんな風になってしまったんだ!
という気持ち,ぶつけたい気持ち.
共感できる部分もあった.
でも自分の行動も悪い反省反省.

最後の6本目は
AIと奇妙な出会いの中国人女性の交際を
描いた作品.あんな中国人女性がいたらいいな.

投稿者プロフィール

天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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