わかるようでわからない「リコリス・ピザ」

リコリス・ピザ

オススメ度:★★★☆☆(3.0)
理由:過去の映画作品のオマージュが
いっぱい散りばめられている作品.
そうした映画に詳しい人には超オススメ.
昔懐かしい香りのする70年代.
ごく普通のシーンを
これほどまでに洗練して作品にするとは.
これぞ映画の醍醐味でもある.
しかし,私のようにその年代の作品が
分からない人には,退屈なものになって
しまいそう.
アカデミー賞ノミネート作品でも,
分からないものは分からないものですね.

本作は70年代が舞台.
この時代はベトナム戦争と中東
オイルショック,社会的には
ジェンダー・性的差別に
人種差別,そして暴力など,
ほぼ無法状態だった頃でもあり,
それなりに勢いもあった時代.

そんな時代に俳優として
活躍している男子高校生のゲイリー.
彼が恋したのは,
10歳も年上の女性アラナ.

ませた高校生.でも子役で活躍
しているなら,周囲は大人の世界.
そうなる背景もわからなくもない.
そして恋愛は駆け引き.
時にパワーバランスもあり,
ハラハラしたりドキドキもする.
時には恋愛感情も加速もするし,
留まることもある.
時々刻々と変わる心理.
時に気まぐれ.
時に計算ずく.
理屈じゃない.
直感・インスピレーションだ.

そんな揺れ動く気持ち,
将来の不安もありそうだ.
すれ違いもあるし,
回り道もするし,
立ち止まることもする.
それが恋愛だ.

ネタバレではないが,
作中で,日本人が出てきます.
日本人の英語はアクセントが
変なのかな?気になりました.

投稿者プロフィール

天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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