『ザ・スクエア 思いやりの聖域』スウェーデン映画です。
ザ・スクエアとは信頼と思いやりの聖域。その中には我々は皆平等な権利と義務を共有している。
四角のスクリーン。四角の螺旋階段。風刺。辛辣。
次々とのしかかる災難…。そして因果応報の末路。
クレス・バングが演じた主人公は物乞いの人たちへは無関心、無知。そして思いやりがない。
そのくせ女性が困っているときは、興味があったのか助けようとして、実はスリの集団にまんまと財布やスマホを盗まれる。
執念でスリのアパートを特定し…。
見せかけだけの善意は見え透いている。
自身が何かをすれば、必ずその作用が働く。作用反作用の法則。
いい加減に判断して指示命令をすれば、同様にその反応が戻ってくる。
なんとも言えない気持ちが残る映画でした。
投稿者プロフィール

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人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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