2018.5.11に関根泰次東大名誉教授の時評見ました。

最近、通勤電車でスマホを片手にゲームをする大人が学生より多いと思う。

そんな中、単語帳をもつ学生や読書や新聞を片手にする大人を見るとホッとする。
こうした大人世代の「スマホ文化」から開放する話題を目にする機会があった。
先日の関根先生の時評である。

内容は主に学校教育に関するものであった。
そこには関根先生の知人であり、海外経験の長い企業人のご意見が書かれてあった。

『わが国は、小学校から高校までは大学受験のための予備校化し、偏差値を尺度にした単線路線的受験教育が行われている。一方、米国では自分で考え、行動し、自分で賢い選択ができることを目指している』さらに『米国では大学入学者選考では学力ばかりでなく課外活動も含めて評価され、大学在学中にパイオニア精神やリーダーシップも強化れ、多くの起業家・経営者を輩出している』と。
他方、『日本ではエリート教育は社会格差を生むとして、小学校から全員横並び教育を行い、エリートにふさわしい人格や資質が育たぬまま偏差値に優れた人を選び出す。』
こうして選ばれた人たち、たとえば官僚であれば、国益ではなく、企業であれば、全体最適ではなくて、自分の立身出世や自部門のことだけを考えるようになっていく。それがひいては、無難な現状維持の力が働き、時代の変化に必要な突破力にならないのだと。

こうした閉鎖性は、江戸時代以前の封建体制、あるいは鎖国、島国、単一民族という、いわば島国根性を助長し、共同社会に閉塞感を持続さていくのだとも。
これを打破するには、黒船や第二次大戦の敗戦といった強いインパクトがないと変わるものではない。でも、こうした荒療治をなしに、このタテ社会と閉塞感がら打開する方法を今後探す必要があるのではないかと。

確かに、こうした社会を変えるには高い視座からものを見える教育や考え方を早いうちから教える必要がありようにも思えます。

琴線に引っかかる記事を読み、なんだか得した気分になりました。(^^)

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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