2018.5.21の日経一面に「IoT社会へ高速決済」が記事に

いよいよブロックチェーンを利用した高速決済処理システムが本格的に導入されるのかな。
「ブロックチェーン」は、高速決済技術。高速といってもリアルタイムではない。
そして取引のデータの履歴であるトランザクションを複数にまとめたものが「ブロック」。そのブロックが連鎖され保存される。これが「ブロックチェーン」

ブロックチェーンはエッジコンピューターのように分散管理される。

従来の集約サーバではないので、システムの障害にも強いのではないかと言われています。P2Pで鎖のようにつながる。いわゆる「分散型取引台帳」は ユーザー同士でシステムを管理しあうことになる。それが時系列がオープンになっているので、不正を防ぐことにもなる。

三面の「きょうのことば」には、プライベート型が有力だと書かれてました。
プライベートチェーンには管理者がいる。管理者の許可によってコントロールできるので、まさに金融システムの管理に活用できると思います。

ただデータが分散管理されること、そして、リアルタイム処理ができないことが難点ではないかと。

新しい技術に期待するところ、大きいですね。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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