2018.6.4_日経朝刊15面「信頼は人間関係の土台」を読んで

今朝の日経、いつも池上彰の大岡山通信を楽しみにしています。先週の「学びは自費でなこそ深く身につく」といった内容の記事がありました。
今週は、就活にちなんで、組織や社会を生き抜くうえで大切なもの。それは人間関係だと語っています。

街


「仕事の基本は、人に会い、説得し、信頼関係を築くことからはじまるのではないかと考えています。それは一朝一夕ではかないません。」

「人間関係づくりにマニュアルはない」

「電子メールやSNSが普及し便利な時代にはなったが、それでも大事なことを伝えたり人を説得したりするには、直接、相手の顔を見ながら話をすることが大切です。あなた自身の姿勢を伝えるおとになるからです。」

私もこの時期は、会社では新入社員、大学では就活内定者の方の人材育成に関する仕事に携わることもあり、この記事に共感してしまいました。

彼らの自己紹介では、多くの方が「少しでも早く仕事を覚えて、ご迷惑を掛けないよう、そして役立つ社員になりたい…」といった内容のことを語ることがよくあります。

しかし、新入社員のまず最初にする本当の仕事は、「コミュニケーション」

先輩、同僚、上司、取引先、さまざまな方と直に触れ合い、信頼関係を築く。親しくなる。楽しくなりワクワクしながら、夢を語る。
そんなことからスタートするのではないかと思います。

爽やかな朝、そんなことを考えました。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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