今日の日経1面のセクハラ問題 人ごとではない 男子文化とは何か

職員「ミニスカート姿が見たいな」とラインのメッセージを送った男性職員が戒告処分。セクハラ発言で辞任、退任。
相手がどうとるかによって大きく変わるセクハラ問題は、ボールが自分基準ではい。相手基準であること。
自分では何気ない言動、それをこの記事では「男子文化」としている。
相手から見ると、その言動がとも我慢できない堪え難い苦痛。
相手が何も言わないかった!としても相手がどう思うか。
相手が何を気にして何を嫌がるか、そう感じるアンテナも必要ですね。

「文化」と、簡単に言ってしまうと、それまでかも知れません。
無意識の世界。だからこそ、意識改革や教育が必要なのかも知れません。
「文化」の領域になると、古い意識が凝り固まっていることにもなる。他の人の意見を聞いて、そうそうに変化するものではないのだろう。だから「そのつもりはなかった」と発言してしまう。

そしてまた、同じ言動を繰り返してしまうのだろう。

「なぜこれがセクハラなのか?パワハラなのか?かわからない」そんな発言をしてしまう。相手の土俵に立つ。他人の権利や感情は相手の土俵。アウェイ。
相手の土俵を意識できない人にとっては、セクハラ問題の教育も感情すら動かない、心にも響かないのかもしれません。

自分の土俵から相手の土俵に上がったりするのがコミュニケーションかも知れませんね。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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