細田守監督の「未来のミライ」観ました。

未来のミライ横浜磯子が舞台。庭の真ん中にシンボルツリーがある。こじんまりとした一戸建て。
“くんちゃん”の下に妹の”未来”がやっていくる。くんちゃんはお兄さんになる。
妹”未来”ちゃんのことに両親は手を掛っぱなし。
庭に出ると“くんちゃん”は「お兄ちゃん」と呼ぶ未来から来た“ミライちゃん”に逢う。
家族の絆。父、母、祖母、粗祖父の、忘れられないあの思い出。
偶然あの時のあの行動がなければ、今の自分は居ない。偶然が重なって今の自分がいる。家系というのは、そんな偶然が積み重なっている。

おそらく未来の東京駅。その表現はちょっとリアルでいい、粗祖父母との”かけっこ”のシーンもよかった。

しかし、確かに今を生きる。家族の若かり時の一部を切り取ったシーン、思い出は辛いものもあれば、喜びもあろう。

結婚して子育てを経験した夫婦、兄弟がいる人なら、その気持がわかる、かわるといったシーンもある。でも今ひとつ、感情移入ができなかった。

表現するには登場人物が多いのかな?

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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