劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-観ました。

コード・ブルー医療現場を通じて、登場人物がそれぞれ成長していく。それも同じ職場、同じ釜の飯。
厳しい現場の中にあって、憧れの先輩や尊敬する師匠とも言える先生。ともに喜び悲しむ同僚、可愛い後輩。
そして命。患者の命を救うということは、その方の人生をも救うことにも繋がる。人生模様。生きているということ。それぞれの患者にはドラマがある。
死にも意味がある。生まれてから亡くなるまでの道のりが問題なのだ。また家族を始め恋人、友人、その周りの人との繋がり。心配してくれる人、愛してくれる人がいる。

この映画は、ご存知フジテレビ系で放送されているテレビドラマシリーズの劇場版である。残念ながら私、このドラマ、一度も観たことがないので、前後の脈絡が全くわからんのが寂しかった。
どうやらこのドラマ、2008年まで放映されていたらしく、あれから10年という設定らしい。
封切りされる前には映画紹介という意味で、特集を構成することはテレビ局ではよく話。
それも観ておけば、もう少し感動したかも知れませんね。

過去あった大きな災害、そして今起きている出来事。医療に携わる仲間、患者との信頼関係。それぞれの人の過去、人生。盛りだくさん詰め込みすぎかな?と感じました。
少し芝居がかっていて、よくある話だなと思われるところや、当然、この人は助かるだろうな。と、先が見えてしまうところあり、素直に感情移入できなかった。

ただ、メッセージとしての「人の上に立つよりも、人のに役に立つこと」

そのようにありたいと、あらためて感じた映画でした。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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