「ヒトラーを欺いた黄色い星」観ました

昨年の「ヒトラーの忘れもの」や「アイヒマンを追え」に引き続き、
ナチス・ドイツ時代の映画を観ました。
Die Unsichtbaren – Wir wollen leben
この作品は、ナチス・ドイツ時代のユダヤ人のドキュメンターリー映画。
4人の生き証人の回想と、映像で再現する作品。

ベルリンでのホロコースト。それを免れて身分を隠して生きていくことの苦しさ。
そしてドイツ人の中でも、ユダヤ人を助ける人達もいる。必ずしもドイツ人全ての人が同じ考え方ではないこともわかる。

そんな中にあって、ドイツの秘密警察のゲシュタポの捜査。ユダヤ人のスパイ。様々な追手に晒されながら生き続けるということ。

それをよそに、
1943年には「ベルリンからはユダヤ人を一掃した」とゲッベルスが宣言した。
ゲッベルスといえば、ドイツの文学者、小説家という一面もある。アイヒマンといい、ゲッベルスといい、そうした考え方に至った気持の変化を知りたいと思う。

「ユダヤ人をベルリンから一掃した」宣言をゲッべルスがするも、実際には約7000人のユダヤ人がベルリン各地に潜伏していた。

彼らは、様々な形で身分を隠しながら生きていく。なんとか監視の目を抜けて終戦まで生き延びた約1500人のユダヤ人。そのうち4人の生き様を描いた作品。
戦時中には600万人ものユダヤ人が殺された中にあって、生きているだけでも奇跡。実話の映画化だけに重い。

いろんなユダヤ人、いろんなドイツ人がいる。
そんな当たり前なのことにきづかせてくれた映画。
私たちは、いえ、私なんかも、
ついついステレオタイプで、「〇〇人は…」と語ってしまうことがある。
その怖さや愚かさを感じた作品でもある。史実、真実は重い。心に刻みたい。

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
詳細プロフィールはこちら。