「英国総督 最後の家」観ました

インド分離独立

Viceroy’s House

インドは1947年にパイスタンとインドという2つの分離独立国家が誕生した。
最後の英国総督として、就任したのはルイス・マウントバッテン。
綺羅びやかな総督邸宅では、インドの使用人が約500人。彼ら彼女らは、ヒンズー教、イスラム教、シーク教などさまざまな宗派の人達が働いている。
総督邸宅では、独立に際して、統一インドを望む多数派。ネルーそしてガンジー。分離を望むムスリム派。ジンナー。議論に議論を重ねている。

そんな中、各地では暴動に発展する。
結局は分離独立を選択することになる。
その影には怪しい政治的な背景も見え隠れする。

それにしても相変わらす、ジリアン・アンダーソンは若い。とても50歳とは思えません。

インド・パキスタン分離独立では、大勢の人が亡くなっている。
宗教が違うと暴動や虐殺、そしてテロまで発展するものなのか。互いに憎しみ隣の人同士でで憎み合う。宗教対立というのは一筋縄では解決が難しい。一度火がつくと大変な状態に発展する。
人の心の動きとは奥が深い。
誰しも願っていない方向に走ってしまうこともある。
客観視する自分の目。今に集中する目が必要なのかも知れません。

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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