1994年にタイムスリップ,懐かしい記憶が蘇る「はちどり」

はちどり1

オススメ度:★★★★☆(4.2)
理由:これはタイムスリップした感覚.
スクリーンに惹き込まれる感覚だ.
当時の自分が重なる.しかし,それでいてグイグイと
引っ張られる感覚ではなく,徐々に波が押し寄せてくる
感覚だ.登場人物に悪役は誰一人いない.
そうした時代だったことを感じる.それがまた重い.
一瞬先は闇.精一杯生きようと思える,
そんな作品です.是非御覧ください.超オススメです.
思わず『はちどり』のパンフレットを購入.
大林監督の遺作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
と同様,後で深く知るために是非購入した方が
いいと思う.

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上映時間約3時間の力作.大林監督の遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」

海辺の映画館1

オススメ度:★★★★☆(4.5)
理由:3時間と長編.
涙が自然と溢れてくる.
決してお涙頂戴ものではなく,
その理不尽さに泣けるのだ.
共感して,パンフレットを購入.
これはオススメです.

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民主主義とは,正義とは何かを考えさせられる作品「パブリック 図書館の奇跡」

パブリック 図書館の奇跡1

オススメ度:★★★☆☆(3.2)
理由:この発想は面白い.
公=パブリックとしての立場,
図書館が大好きという立場,
パブリックとは,
どういうことなのだろうか?
公共の福祉とは….考えさせらる作品だ.

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あちこちに仕掛けれた夢や妄想…理解するヒントは何か?「17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン」

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン1

オススメ度:★★☆☆☆(2.2)
理由:これは明らかに予備知識不足.
あるいは心理学を多少学んで,
フロイトのことを勉強すればよかった.
あの混沌とした時代だからこそ,
ノスタルジックな美しい街,
ウィーンがますます美しくも見える.
その点は理解可能.
でも全体は勉強不足で消化不良でした.
勉強して観れば,
恐らくオススメ度は
高得点になるには違いない.

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二度目の鑑賞「劇場」…鑑賞後に行定勲監督の挨拶

劇場舞台挨拶1

通常料金で監督の挨拶付き.
太っ腹の伏見ミリオン座.
映画作品の余韻もあり非常にスイスイ入ってきました.

<一部抜粋>
映画作品はやはり、映画館で見るもの.
コロナ禍といった状況であれ、
映画を作らなければならないと
僕は思っている.

この又吉さんの「劇場」引き受けてから,
作品として,
人生の愚かさや恥部みたいなもの、
そうした出会いを描きたかった.

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2部構成になっている作品,一粒で二度美味しい『WAVES/ウェイブス』

WAVES

オススメ度:★★★★☆(4.0)
理由:諦めずに,
どんな悲惨なことがあっても,
生きていくしかないんだ.
そんな中で,どうせ生きていくなら,
前を向いて,魂の喜ぶ,
そして,その魂が輝くことを
見つけていくしかない.
そんなことに
気づかせてくれる作品です.

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カスでクズ,それなのに嗚咽してしまった又吉の映画作品「劇場」

劇場1

「一番 会いたい人に会いに行く。
こんな当たり前のことが、
なんでできなかったんだろうね。」

オススメ度:★★★★☆(4.2)
理由:我儘で自己中.クズでカスの
永田に腹が立つが,その彼の気持ちと
行動が痛いほどわかる.
決して共感はできないが,
何故か泣けるんだよね.
後悔しても悔いきれない遠い昔….
大したことのない日常で,
有りがちな情景ではあるが,
実にリアル.
最近,再度見たいという作品は
無かったが,これはもう一度行く
価値がある.

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生と死,その先へ「花のあとさきムツばあさんの歩いた道」

花のあとさき

オススメ度:★★★☆(3.5)
心が洗われました。
歳のとり方を考えるうえで
とても参考になります.
限界集落から
人が居なくなることを前提に,
山を神様に還す行為.
畑に花を植えていく.
その崇高さに魂が洗われる.
自身の死を意識して何をすべきか.
明日があるという保証がないのに,
何のために働くのか.
そんな問いかけを示唆した作品だ.

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まさに現代版・見事な作品「透明人間」

透明人間

オススメ度:★★★★☆(3.9)
理由:何度もリブート・リメイク
されている作品だとは思うけど,
本作品はまさに現代版「透明人間」
恐怖には二通りあると思う.
1つは暴力的に襲われる肉体的恐怖.
2つ目は誰も信じてくれない,
精神的に追い詰められる恐怖.
それは単に心理的に怖い!という恐怖ではない.
誰も自身のことを信じてくれないという
そうした恐怖なのだ.
そしてこのストーリ,まったく見事でした.

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