
繊細な表現の工夫が
もう少し欲しいとは感じましたが、
オチもだいたい想像の展開のとおりだけど、
それでも思わず泣けてしまう。
実話を映画作品にするには、
やっぱり、
そううとうハードルが高いんだろうなぁ。
でも、なかなか良かった。
脚本はあるものの、
実話に基づいた作品には
それなりの納得感がある。
ー テーマは Let's Enjoy! ー
繊細な表現の工夫が
もう少し欲しいとは感じましたが、
オチもだいたい想像の展開のとおりだけど、
それでも思わず泣けてしまう。
実話を映画作品にするには、
やっぱり、
そううとうハードルが高いんだろうなぁ。
でも、なかなか良かった。
脚本はあるものの、
実話に基づいた作品には
それなりの納得感がある。
オススメ度:★★★★☆
理由:どん底でも“希望”の欠片は残っているかも知れない。
絶望に近い状態でも命のバトンで今があるのだ。
魂は肉体に宿り、その肉体から幸せな世界を間接的に見つめる。
そんな気持ちを受けたい人にはオススメ。
人間誰しも何かしら不幸や悩みを抱えている。
だけど、その不幸や悩みから逃げずに向き合い、
何とか乗り越えて行こうとする
息が詰まるような、重苦しい気持ちになるが、
感動も半端ない
本作品には、
お互いを傷つけ合って生きている、
現代中国の“生きづらさ”が表現されているという。
まさに暴力、口論、誹謗中傷のシーンオンパレードで
そこには笑顔はない。
全編にわたって、すべてが他人のせい。
不平不満で埋め尽くされている。
唯一の希望は、「象」なんだ。
日はまた昇る。希望の象。
出会いと別れ、命を預かることの意味や重さ。
動物園で働きながら、家族とも接しながら
日々を送っていく。
動物園で働く人々。
何気ない毎日の繰り返しが
微差の積み重ねがやがて
大きな動きになるんだ。
この作品を観て、江本勝「水からの伝言」や
「水は答えを知っている」を思い出しました。
人は水から学ぶことがあるんだ。
柔軟な心。
水は命の水でもある。
-水は方円の器に随う-
“感受性が試される「アナ雪2」以外に奥深い作品” の続きを読むやはり持つべきは友。かけがいのない友達。
ルームメイトのエリカのアドバイスは、
正しかった。乱暴で荒削りで、
ただのビッチかと思っていたら、
そうではない。
人は見かけによらないものだ。
芯は強くて、とても優しい。
そんなことは、身近でもあると思う。
友達って大事、ホント。
警察も探偵もイザという時には
役に立たないことが多いと思う。(笑)
人は、絶望の淵にありながら、
それでも光が差していると感じるはずだ。
真っ暗闇では必ずしもないんだ。
そのわずかな光を信じたい。
パンドラの箱に
最後に残ったのは「希望」なのだ。
「希望」を捨てずに生きていきたい。
人は、人生の選択を自分では選んでいないように見える。
見えない糸で、弄ばれているようにもみえるからだ。
しかし今、この場所、ここにいるのは、
決して人のせいではない。すべて自分の選択なんだ。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」
井の中の蛙にように狭い世界に生きていれば、
広い世界を実感はできない。
しかし、その蛙は狭い世界で行きてきたからこそ逆に、
一つのことを深く突き詰めることができる。
だからこそ、その世界の深い深いところまで
知ることができるのだ。
悶々とした映画作品ばかり観ていると、
たまには今回のような作品に出会うとホッとする。
コメディタッチでホッとする作品は、
ちょうど冷え切った身体を温めるコーヒーのようなものです。
心温まりますね。
普段、気になることや、気にしなくてはならないことで、
時間に追われている生活にどっぷり浸かっていると、
忘れていた本来を取り戻すことが必要。
人はこうあるべきなんだよね、って感じます。