
高森顕徹著『歎異抄をひらく』のアニメ映画化。親鸞に関する作品です。親鸞といえば浄土真宗の宗祖。その教えを記したのが「歎異抄」。弟子である唯円が記したとされる。
浄土宗の「悪人正機説」として「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」は、あまりにも有名である。善人が救われるなら、なおのこと悪人はそれ以上に救われるというのだ。では、善とは何なのか。悪とは何なのか。善人とはどういう人をいって、悪人とはどういう人をいうのか。本当は深く深く考える必要があろう。
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