あのロード・オブ・ザ・リングの作者の生い立ちがわかる!『トールキン 旅のはじまり』

トールキン1

壮絶な人生。12歳から孤児として育ったトールキン。
やっぱり持つべきものは学友だ。
それも高校の時の学友。
高校の学友というのがその後の人生を左右するのかも知れません。

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バットマンの宿敵「ジョーカー」とは、実は自身に正直なブラックチャップリンだったのか

ジョーカー

久々に鳥肌のたった映画作品に出会った。

孤独。仲間の裏切り、身内の裏切り。絶望。

底辺から這い上がるには、怒り。憎しみ。
こうした人間味溢れる悪の描き方もあるのではないか。
スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカーと重なって見える。
暴行、相手を抹殺したときの高揚感。この作品は凄い。

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余命宣告を受けた二人の女性、死ぬまでに二人は何をするのか「最高の人生の見つけ方」にみる

最高の人生の見つけ方

やりたいことが、少女のやりたいことと共鳴したようにも感じられ、
余命宣告で悲しくること、悔しい思い。
そうした思いよりも
それがリストを実行することで、笑えることが増えること。
そして心残りが少しずつ解決に向かう喜び。
素直に感情が移入して泣けました。
でも…ちょとモヤモヤ感。
それはたぶん水戸黄門的な勧善懲悪すっきり型の作品のせいかな?

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奥が深い…イギリス階級社会にみる、偏見と心の葛藤「ハワーズ・エンド」

ハワーズ・エンド

出会いとは、時に悲しい結末を生む。
ご縁という偶然の出会い。それが運命を左右する。
でも、それが人生なのだ。

階級社会の中で、人間の弱さ、ずるさ、優しさ…
すべてが凝縮されている作品だ。
太宰治小説、斜陽や人間失格が頭をよぎる。
人はそれぞれ実は隠された秘密があったり、
小心やずる賢さがあったり…。

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あの「ビートルズ」がこの世の中にない「イエスタデイ」そんな偽りの世界で楽しいのか

イエスタディ1

この作品は、鑑賞している我々自身がどう感じるのか。
それを試されている。
本来の能力以上に評価されて、本当に嬉しいのか。
それで得た名声や地位。
Umm考えさせられます。
「何のために」と「そのために」
何のために、そのために何をするかだ。

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日本未公開「スチューバー」、疲れた人にオススメ。笑ってほっこり

スチューバー

Uberのこと知らない人は勉強になる。
知っている人は、おそらく共感すると思う。
顧客評価の5つ星など、Ubarを使ったことのある人なら、
「ある、ある…」と身近に感してしまう。
私も先日、ロンドンで空港まで初めてUberを使った。
それ以降、Uberに乗って5つ星(★★★★★)以外付けたことがない。
この作品を観てuberのドライバーは、
★の評価を気にするんだと判った。
そうか、ヤフオクでも★の評価を気にするし、
Amazonでも★の評価を気にする。
フィードバックの★とは、一番わかりやすいし、
付けやすい評価なんだ。

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まさか、オンラインのゲームがここまで進化しているとは。「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」

ファイナル・ファンタジー

ゲームで勉強ができるのか?友達ができるのか?
少し頭が古いのかな?
VRはこれからの生き方すら、ひょっとして変えるキッカケに
なるのかも知れませんね。
息子の優しさ。父親の謙虚さ。
上手く描かれている作品ではあるが、
どうもひっかかる。
結局それは素直になれる場所、
それはVRの世界だったのかも知れない。

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「ナラタージュ」…回想、それは懐かしくホロ苦い想い出。過去と今が同時進行していく

ナラタージュ

島本理生のベストセラー恋愛小説の映画化である。
こういうヒット作品は、書籍は凄いが映画にするとガッカリすることが多い。
やはり文章力とは偉大なんだ。
書籍の文章表現、特に性の描写が凄かったので、
それだけに映像化とは、難しいものなのだ。

オススメ度:★★★☆☆
理由:賛否両論あろう。
観ている人にとってはつまらない日常にもみえてしまう。
本から先に読んでから、その後に映像を観たほうが良いかも知れません。
どの人が悪くて、どの人がいい人というものでもない。
人は過去を引きずって生きている。「恋愛」という響き。それでいいんだ。
そうした時間も必要だ。ひょっとしたら、
過去の話は過去ではなく、今かも知れない。
そんな時間が欲しい人にはオススメな作品です。

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「眠れる森の美女」では悪役の「マレフィセント」も実は最初は心優しい妖精だった。

マレフィセント

相手を攻撃する、復讐するということは…
実は、いや、自身を痛めつけることなのかな。
やっぱり愚かなことなんだろう。
オススメ度:★★☆☆☆
理由:母性愛、男女の愛、愛と憎しみというものは、紙一重。裏切りとは葛藤の中で生まれるもの。自身の天秤を確認した人。映像技術の素晴らしさを体験した人。大画面で観たほうが面白いとは思います。そして本作品は特に、どこに矛盾があるか、違和感があるか。そうしたことを考えて、自分の中に深みを持たせる訓練にもなるかも知れません。

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SF作家「劉慈欣」の内容はスケールが大きい展開。中国映画「流転の地球/さまよえる地球」

流転地球

一見NGのように見えるような、そんなこの行動でも、
それが時には、いや、結果しとしてOKAYということもあるのが、
逆転人生なのだ。家族愛や恋愛が地球を救うのだと。
オススメ度:★★☆☆☆
理由:このスケールの大きさから映画化には少し無理のあるように感じた。
本作品は書籍から入った方が良いように思う。
今後の劉慈欣の作品が楽しみである。

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