続編という名に相応しい作品だった「ターミネーター:ニュー・フェイト」

ターミネーター:ニュー・フェイト」

本作品は十分エンタメとして楽しめたのではないかと思います。
オススメ度:★★★★☆
理由:未知の通常、敵う相手ではないから、
「逃げるが勝ち」という鉄則を
敢えて捨てて、「望む姿勢」「挑戦する姿勢」
に勇気をもらうことができます。
ハラハラ感も気持ちいい。
まっさらな気持ちで邪念とかを捨てて見ると
結構な楽しめます。
家族連れて見るに相応しい作品の仕上がりかと思います。

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家族を救うため夫を殺した母『ひとよ』とは一夜でもあり、人よでもある

ひとよ1

人は結局は
いろんな出来事に巻き込まれながら、生きていくしかないのだ。
とっても、重い課題を突きつけられた作品だ。
罪の意識か過去のトラウマなのか。
せっかく今を生きているが、
過去が未来を、
未来が過去を変えて行くものかも知れません。

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是枝監督の作品「真実」には、やはり事実より真実には愛が溢れている

真実

この短い限られた時間の中で作品に落とし込む技術というのは
まさに映画の醍醐味。
事実は客観的に物事を捉えたもの。
真実は主観的な立場で捉えたものだ。
起きた事象は一つでも、
違った人の立場からモノを見ると違って見える。
娘から見た母。母の自分から見た自分。
あるいは夫から、孫娘から。
「事実」というのは「誰から見ても変わらない、
実際に起きた出来事」であるし、「真実」はその「事実」に対して、
いろいろな人それぞれ立場、ものの見方や解釈があり、
多面性を持っているのだと、あらためて感じた次第。

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別れた理由が余りにも…。切なさ、愛おしいさ、好きで堪らないっていう感情が渦巻く「マチネの終わりに」

マチネの終わりに1

蒔野のセリフに
アランの言葉を借りて
『尊ばれないことは忘れ去られる。
これは、我ら人類の最も美しい 掟の
一つだ。』といい、
そして、
「人は、変えられるのは未来だけだ
と思い込んでる。 だけど、実際は、
未来は 常に過去を変えている。」と。

そして、 それは「変えられるとも 言えるし、
変わっ てしまうとも 言える。」のだと。

過去とは繊細なのだ。
グッと刺さるものがありました。
素晴らしい文章表現だと思う。

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長編スペクタクルの一部を垣間見る…「銀河英雄伝説 die neue these 星乱 第二章」

銀英伝は簡単に言えば、2つの勢力が銀河を巡って繰り広げる壮大な物語。
その中でも今回の作品は、互いの2つの支配勢力でそれぞれ起きた事件。
権力闘争やクーデター。今日でも世界のあちらこちらに起きています。

これはもはや、SF漫画ではない。漫画を超えています。
歴史から学ぶのではなくて、漫画家から学ぶこと。
世界史、倫理、経済…、社会勉強になります。

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これまでの価値観すら覆す凄さ、人としての境界とは一体何だろう「ボーダ 二つの世界」

ボーダー1

本作品はこれまでの価値観や常識はどこかに追いやられしまい、
新しい価値観を構築されていく。

自信を失っていたティーナが自己肯定感を高めていくシーン。
本当はどんな生き方が正しいのか。もともと正しいも正しくないもないのだ。
結局は自分が良いと思う道を進むしか、ないんだよなぁ。
自分のことを信じられずに一体だれの可能性を信じるのか。
まただれを頼るのか。
そう思うと、まんざら自分の人生も、また、
どんな人の人生も捨てたものじゃないのかな。

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アンジーことアンジェリーナ・ジョリーいいなぁ。マレフィセント2

なかなか良かった。

オススメ度:★★★☆☆
理由:笑ったり、涙ぐんだり、
ハラハラしたり、多面的に味わえる作品です。
前回のマレフィセント1では、話の展開が早すぎて、
感情移入が追いつかないこともあったが。
今回は、作品を通して何が課題で、何を求めているのか。
よくまとまっています。バランスの良い安定した作品です。

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