感動的な温泉「洞輪沢温泉」の後にして、八丈島のサーフィンのメッカである汐間海岸に向かおうしたところ、周辺を散歩していた所、その途中におかしな立札が…。
んん?汐間温泉??どこのこと?字が消えて読めません。もしかして、ここは昔、汐間温泉だったのかも知れません。そこで、ネットサーフィンしていたら、分かりました。おそらく…この辺りの海岸、つまりは、汐間海岸では潮が引いたあとに穴を掘ると、温泉が湧き出たらしく、昔はここで湯に浸かってる人がいた…。そうです。それが汐間温泉だったんです。
そして、汐間海岸へ。レンタカーで進むと途中で道が閉鎖。行き止まりでUターン。海岸にはテトラポットが敷き詰められている。結構時化ていて波が高い。少し怖いくらいだ。これが波に拐われるということか。
三原山南部の洞輪沢から末吉を超え、登龍園地へ向かう。ここからの眺めはいい。八丈富士、八丈小島、底土港と三根と書いて「ミツネ」と呼ばれる違い地が一望できる。まさに絶景です。さすが新東京百景に選ばれているだけのことはありますね。
そしてここ、登龍園地こと登龍峠の由来は、市街地の三根から末吉に向かう峠を下(三根方面)から見上げると、ちょうど龍が昇っているような峠だと言うことで、その名がついたようです。
さらに北上して目指すは八丈富山方面へ。八丈富士は7合目まで来るまで登山口に行けます。ただ、もう16時を過ぎようかとしていたので、854m登頂はせずに、その近くの「八丈富山ふれあい牧場」へ。お店には、牧場にお決まりのジェラードアイスや牛乳があったかも知れませんね。すでに16:30には閉店でした。まあ牛たちには関係ない様子です。
ここからは三原山701mが見える。
反対方向に目をやると、バックに八丈富山が、ちょうど雲がかかって山頂は見えない。
そして、下山して南原千畳敷へ。ここは、八丈富士が噴火した溶岩が海に接してできた溶岩台地。千畳敷といえば、木曽駒ケ岳の千畳敷カール。そして、和歌山白浜の千畳敷。ですが、どちらも溶岩台地ではありません。ここは、溶岩台地だけに、ごつごつした、ちょっと軽石が広がっています。そして僅かな水分で花も、植物の生命力とは凄いですね。
そしてここは八丈島の西側に位置しているので、八丈小島に夕日が間もなく沈む。そこがシャッターチャンスのようです。
1日目。特別な休日とは、こうした過ごし方を言うのかも知れません。
つづく。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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