早朝に福島を後にして仙台へ。そこから急いでタクシーで移動。タクシー代は約1700円程度で約10分。もちろん、この「仙台城」、別名「青葉城」には以前にも訪れている。その時はずんだ餅を食べた覚えがある。懐かしい。確か以前に訪れた時も、新緑の季節だったように思う。こうした、半ば薄っすらと記憶に残る出来事を、しっかり記録に残すことは楽しいことだ。これも冊子「日本100名城に行こう」のお陰である。
仙台城も本当はいきなり、本丸に行くより、仙台市博物館辺りから堀や石垣を眺めながら、じっくりと青葉山を登りながら本丸に行った方が楽しいに違いない。でも時間が無いのでやむを得ずタクシーで移動することに。新幹線で仙台駅に着いてから1階に降りてタクシーに乗る。さっそくタクシーの運転手さんに、「仙台城までお願いします」とい言うと、タクシーの運転手さんから「青葉城ね」と言い直された。やはり「青葉城」なんだろうね。地元では。
本丸跡からは、仙台市街が一望できる。今日は天気が良く気持ちいい。ただ、太平洋まではスッキリ見えず、霞んでいた。
特に天守閣や櫓がない場合は、石垣が一番の魅力になる。仙台城ではもともと天守はなく、本丸には御成門、大広間などの御殿があったらしい。その本丸跡には仙台城見聞館というちょっと小さめな展示館がある。そこにスタンプ印がある。これで3つ目のスタンプ。
仙台城は、元々は中世の頃には千体城(せんだいじょう)そして、千代城(せんだいじょう)と呼ばれていたようです。廃城なった千代城に伊達政宗が築城したと書いてありました。この伊達政宗騎馬像は、あまりにも有名です。
そして近くには土井晩翠像がある。近くに寄ってみると「荒城の月」が流れている。どうやら「荒城の月」の作詩者らしい。土井晩翠を調べてみると、相当の努力家だったに違いない。何でも祖父のからは「商人に学問は無用だ」ということで、当初は進学せずに、商売をしながら通信教育をやっていたらしい。帝国大学英文科卒後、高校の教授をしていたのだ。その間にさまざまな詩集や随筆を残している。
そして神社に参拝。仙台城本丸跡に創建された宮城縣護國神社である。お参りしてきました。
何か清々しい気持ちになります。
そして定番。牛タン「利久」全国チェーン店であり、名古屋でもゲートタワーにある。それでもやはり仙台で食べると、それらしく、いただける。有り難い。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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