ホテルは上海駅の北側にある「上海北方智選仮日酒店」。本来であれば上海の中心地にホテルを取るんだが、翌日、高速鉄道を乗ることから、上海駅の近くに宿を取った。ANA旅作でゲットしたホテルである。
名古屋大の中国の留学生から、「外灘の夜景が綺麗」と言われたことを思い出し、19時になってから動き出すことにした。こうした思いつき…。当初は面倒だからすべて移動はタクシーと決めていた。それが、地下鉄に乗ろうと決めたのだ。それには、事前にKindleで購入した『地球の歩き方「上海(杭州・蘇州)」』が結構役に立った。
後々考えて見ると地下鉄は、上海駅北口3号線か4号線で「中山公園」で2号線に乗り換えたほうが楽だった。それを知らずに1号線地下鉄の入り口を探し回り、結局上海駅の南側にあることがわかった。これで結構、時間を費やしたように思う。さて、中国では地下鉄の全ての駅には手荷物のX線検査がある。改札のゲートの手前に必ずある。
地下鉄1号線で「人民広場」で2号線に乗り換える。「陸家嘴」で降り、地上にでると、周囲は高層ビル群である。そんな中でも、独特の形をした上海タワー(東方明珠電視塔)に登ってみることにした。安全検査は地下鉄だけではない。至るところ安全検査である。さすがに慣れてきた。中国の地下鉄は、全てアラビア数字で表記されている。これが非常にわかりやすい。固有名称は難しいと思う。これは外国人にやさしいと思う。
見上げる高層ビルだらけ…。高層ビル群というと「ドバイ」だ。3月に行った「ドバイ」のような光景が地上にでると広がっている。
高層ビルを見るには絶好の場所が歩道橋である。この歩道橋には至るところにエスカレータがあり、歩道橋が回廊を形成している。いろいろ眺めている内に特徴のある建物がやたら目につく。そこで目指すは上海タワー。
パスポート見せて券を買う。端午節だけに、どちらかと言うと、カップルよりも家族連れが多い。さらにエレベータを乗る前には、また安全検査が、これまでと言うぐらい、用意周到である。でも待つこと、約40分ぐらいだっただろうか。ようやく高速エレベータで、上部の展望に向かう。これで空中回廊に仲間入り。高層ビルを上から眺めてみる。
なんといっても圧巻なのは、外灘の夜景だ。当時の外国の治外法権で、立派な建物が立っている。それが今でも見栄えする。美しい建物が多い。全長は約1kmほど。当時の建設は美しい。今回は時間が無く、外灘には行くことが出来なかったのが悔やまれる。残念…。
結局、夕食にはありつけず、22時近くで最終となる地下鉄でホテルに戻り、途中でスーパでビールを買って、それを煽った。疲れた。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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