オススメ度:★★★☆☆
理由:ある!ある!ある!!といった共感できるシーンが満載。
懐かしくもあり、切なさも詰まっている。
胸が苦しくなる、息が詰まる感覚。
綺麗な風景。情景。そして音楽。
夢と希望、勇気を与えてくれる、そんな作品です。
音楽系の作品と聴いて、ちょっと別の作品にしようと思ってましたが、
尊敬する樺沢紫苑先生のオススメということもあり、鑑賞してみました。
20歳の久保田紗友。いいなあ。
懐かしい。カセットテープが全盛だった時代。
そうだ!SONYのウォークマンだ。
随分投資しました。(笑)
カセットに自分の曲を入れて人に聞いてもらう。
当時随分流行っていたように思います。
人が入れ替わる作品は、
2016年の「君の名は」はあまりにも有名です。
それに加えて、
バンド系の作品といえば、
もう鉄板的な内容になっていて、
ちょっと手垢がついた内容ではありますが、
それでも共感してしまうなぁ。
それでも惹き込まれます。
仕方ありません。それだけに作品がいいです。
ここまで、結果が邪推できるのにも関わらず、
それでも引き込まれてしまう作品というのは、
やっぱり脚本が完璧なのだ。
この脚本、完璧です。完成度が半端ないです。
音楽の選曲もいい。素晴らしい出来栄えでした。
気づいたら泣いてました。
こうした作品を観ると癒やされます。ホント。
決して自分のキャラではあり得ない。
自分が体験できないことを
こうした作品を通じて疑似体験できる。
それが映画鑑賞の醍醐味ではないか。
絶対に自分はそんなキャラになれるハズもない。
それでも、ひょんなキッカケで人は変化するのだ。
そんな機会が身近にあるかも知れない。
そんなことを
作品を通じて感じてしまう。
映画は勇気を与えてくれるのだ。
そして音楽って、
人をひとつにさせる何かを秘めている。
ばらばらな個人をそれぞれつなぎ合わせる、
そんな不思議な性質が備わっている。
一体何だろう。
悔しさなのか、憧れなのか、
良い歳をして号泣してしまいました。
アキを演じる新田真剣佑。そして
人に干渉されたくない、一人ぼっちが居心地がいい、
そん主人公の颯太演じる北村匠海。
対象的なこの二人。わかる、わかる。
人の、その人の人格というか、
人をどう描くか、映し出すかが
映画という作品の醍醐味ですね。やっぱり。
どちらのタイプも気持ち…分かるわ。
人は人に影響を受けざるを得ない。
人は殻を破る際に、本や映画も含め出会った人で影響を受けるものだ。
舞台はどこだろう?長野?松本かな?
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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