さて次の温泉は、「やすらぎの湯」である。昨日行った足湯の直上にある温泉である。浴槽の周囲はコンクリートの味気のない造りではあるが、顔を上げると上部は木造りである。露天風呂はないが、窓から眺められる海の景色。海が近い。遠くから見ると荒れているようには見えない。釣船から観た海とは全く違った表情を見せてくれる。
さすがに3つ目なので、半ば惰性気味に湯船に入る。ここまで来ると義務感のように温泉を巡っている。疲れ果てて、「そうだ!ソフトクリーム食べよう!」ということになった。近場の中田商店で有名な明日葉のソフトクリーム買うことにした。
これが中田のソフトクリーム。
明日葉のソフトクリームらしい。でも味はどう考えても、単なるバニラ味で明日葉のほろ苦さはない。ただその前にこの袋。何となく「くさや」の匂いがする…。それもそのハズ。無造作に冷凍庫には、おそらく釣餌のアミエビと同じ中に…。(笑)ま、冷凍保存ならマンモスもアイスも釣餌も同じだな。(笑)そしてこのソフトクリーム、本当はソフトクリームではなくて、カッチン、カチンのアイスクリームです。
それでも、疲れだけがドッと残った釣り後、それに加え、温泉疲れもあって、このアイスクリームはとても癒やしてくれました。ありがとう、中田商店。
そして、いよいよ4つ目の「ふれあいの湯」中腹にあり海は見えない。でも総檜造りの浴槽が最高。木造で風情溢れている。そして、露天風呂もある。ささーっと浴びて「ふれあいの湯」を後にした。
ここで一日温泉券のスタンプは完成。
温泉は三原山の方に集中している。一方、八丈富士の方には温泉もなく、昨日は南原千畳岩海岸。八丈小島には行ったが反対方向には行っていない。島を隅々まで行くには、残りは千畳岩の反対側に行っていないので行くことに。
ここで、もう一度、おさらい。「ひょっこりひょうたん島」の地図と冊子。どちらも無料で配布されている。
ジャージー牛に会いに。 リードパークリゾート八丈島近くにある「ゆーゆー牧場」へ。
余り牛臭くない。搾乳作業中でした。とても清潔な空間。こうした風景を見ると安心して飲めそうな牛乳だと感じますね。目がクリクリでかわいい。
どうしても地元のジャージー牛乳を飲みたくなった。その後、八丈島の牛乳を求めて、食品スーパーに向かった。八丈島には、いわゆるセブン・イレブン、ローソン、ファミマはない。八丈スーパーに向かう。ガ~ン。北海道牛乳、十勝牛乳など大手製乳メーカのものばかりであった。ついでに八丈島みやげをゲット。この牛乳の件は明日に持ち込み。でも、どうしても、地元の牛乳が飲みたい。
宴会は宝亭で、お昼に届けた唯一の釣果「シマアジ」40cm。お刺身になりました。
しかし、冷酒持ち込み代1000円は安い。せっかく名古屋で購入し空輸した「冷酒」をさらに美味しく呑むために、4人で舟盛り一匹では寂しすぎる。
そこで、トビウオを。こんな感じ。
そして定番の島寿司。島寿司とは、八丈島の地魚のネタを醤油漬けで握るもの。八丈島の地の物といえば、鯛は鯛でも真鯛ではなく、メダイ、オナガダイ、アオゼ、キンメダイ。そしてマグロをはじめ、カジキ、シイラ、トビウオ、イサキ、カンパチを使うらしい。
ちなみに刺し身をつける醤油には特徴がある。島とうがらしの「青とう」入の醤油である。でも、わさびでも食べたくなる。
そして、あの高い高波で釣った魚が貴重で、それだからこそ勿体無い。ダメ元で「アラを煮付けてくれないか?」と、お願いしてみました。やはりNG。
そこでも、諦めず、店主に悲しい目線で見つめていたら、焼くことは可能とのこと。
それがこれ。
見るも無残なミイラと化したシマアジ。最後まで食べ尽くしました。ありがとう。2日目は釣りで大変な目に遭い、温泉で4つで疲れ果て、最後は宴会。
2日目の八丈島はおしまい。
八丈島はいよいよフィナーレ、最終日3日目に… つづく
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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