「木曽川うかい」行きました

犬山鵜飼

「うかい」と言えば、やはり何と言っても、「長良川の鵜飼」が有名ですよね。長良川の鵜飼は、何度も行ったことがあります。ところが、「木曽川うかい」は初めてです。感想を一言で言うと…これは正解!良かった。個人的には長良川よりも良かった。長良川鵜飼では岐阜城は遠くにそびえ立つが、木曽川うかいでは、犬山城は凄く近い。毎年5月11日から10月15日まで行われているようだ。

名鉄フリーきっぷで、鵜飼セット夕食弁当付。もちろんビールもお酒も付いてます。もう最高です。犬山遊園駅で下車して鉄橋下が乗り場になっています。そこでトイレ休憩。説明を聞いて、いよいよ18時ごろに乗船します。鉄橋は犬山橋のこと。その右岸の乗船場があります。そこから屋形船に乗船します。そこで、約1時間がお食事タイムと木曽川遊覧です。つまり最初は川遊び。日本ラインと言われる木曽川を遡上して、犬山城近くまで行ってから戻ってくる。この一回目で食事を取りながら、酒盛りをすることになります。
そして、19時。一旦下船。トイレ休憩と、その後鵜匠からの説明が始まります。

鵜匠さんから説明…
「木曽川うかいでは、夜の鵜飼だけではなくて、昼間にも鵜飼がある。「昼鵜飼」。(本当に漁が出来ているかは不明ですけどね(笑))木曽川鵜飼は、702年らしい。しかし、今のように犬山城下で行うようになったのは、1660年~70年頃に当時の犬山城城主成瀬正親が三河の足助村から鵜匠を呼び寄せて御料鵜飼を行なったことからとのこと。
一時は1809年に殺傷禁令により、鵜飼は中止となったが、1899年(明治32年)に長良川鵜飼の鵜匠を招き入れて鵜飼が復活した。その後、鵜飼は観光色が強くなり、漁としての鵜飼なら当然中止になる満月や水の濁ったときでも行っている。」
舟首に篝火が灯る。サービ満点です。篝火に集まってきたアユを鵜が次々に捕る。確かに目の前で鵜が鮎を捕っている姿が見えた。鵜は小さい鮎なら鵜の胃に入るらしい。鵜は千葉から海鵜を許可を得て捕獲して使っているという説明もあった。
犬山城をバックに夕日が沈む。薄っすらと暗くなる。木曽川が目の前を走る。美味い弁当を肴にお酒を片手に一杯。まさに至福の時である。
19:30から再び乗船して鵜飼見物。鵜飼見物では、一点して、鵜飼に集中。20:30ぐらいに見物も終わり。
何となく過ぎ去っていく時間を贅沢に使う。同じ時間とは思えない。有り難い体験だった。また行きたいと思う。

木曽川うかい

投稿者プロフィール

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天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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