レトロの昭和の匂いがします。松川インターで降りて、農免遠路沿いにあるお店です。南信州といえばB級グルメの「ソースかつ丼」が有名ですよね。このお店は長野県推進3つ星レストランに認定されてますから、もちろん味は保証付。九条ネギ盛りメニューもいろいろありますが、やはり定番は「ソースカツ丼」です。
14時近くで入ったにもかかわらず、待つこと約30分。結構混んでました。時間をずらしても、これだけ混んでいるとすると、お昼時ならもっと混んで居たんでしょうね。
それにしてもネギの量が半端ないです。そして、カツの方は、意外にも分厚くなくて逆に薄切りになってます。がっつりお肉のボリュームを期待するなら「ネギ盛り」ではなくてノーマルの「ソースカツ丼」がオススメです。
流石にこれだけのネギの量。食べた後には、口の中にはネギ臭さが残ります。(笑)そして脂っこい割には、ネギの量が多いために中和されたような感もあります。
店内には、昭和の味わいがいっぱいです。あちらこちらに当時の看板やポスターが沢山あり、昭和ファンには堪りません。
グリコの看板、そして小学館の学習雑誌の宣伝の布。これは昔、書店にもありましたよ、ありました。またアースの看板、ペコちゃんにナショナル坊や。映画のポスターの数々。中でも目を惹いたのが、映画「定年退職」です。気にあります。何と行っても定年退職が当時は55歳。今の私の歳に近いから。一体どんな映画なんだろう。ポスターのダンディな男は船越英二だ。周囲の女性陣も綺麗な人たち。そこでちょっと調べてみました。
わかりました。1963年の映画です。キャストは船越英二、本郷功次郎、江波杏子、浦辺粂子さん。彼ら彼女らは、もうこの世にはいません。あの世の方ですね。そして他に藤由紀子、倉石功、中田康子さん。この人たちははお元気なのでしょうか?懐かしい香りがします。恐らくスクリーンの中では色あせては居ますが、綺麗なんでしょうね。そしてカッコいいと思います。残念ながら映画を見る術はないんだろうねなぁ。でも、原作本はありそうです。源氏鶏太『男と女の世の中』の映画化。とあります。ちょっとこの本を調べてみました。すると、どうやらスケコマシ的なサラリーマン小説らしいということが分かりました。くだらない本かも知れませんが、当時の世相なども垣間見れるなら、手にとって読んでみたいと思った次第です。さっそくAmazonで注文して観ました。(笑)楽しみです。
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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