「マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ」観ました

ポスター

1958年 絶世の歌姫、絶頂期のパリ・デビューの リマスター音声、完全版が映画館で観られるチャンスに恵まれました。
思わず気がつくと涙が溢れていました。そして鳥肌が立ちました。特に作品後半の部分です。歌劇プッチーニの『トスカ』。凄い歌唱力。そして演技力。20世紀最大のオペラ歌手といわれているマリア・カラス。1958年の巴里のオペラ座。第二幕。こんな貴重な作品が映画館で鑑賞できたことに感謝・感謝。

気になったので歌劇「トスカ」調べてみました。全部で1時間50分(第1幕45分、第2幕40分、第3幕25分)1800年、ナポレオンのフランス軍がローマに侵攻した時代の話。画家のマリオ・カヴァラドッシと、その恋人で有名歌手フローリア・トスカ。それを狙うスカルピア男爵。画家は脱獄した政治囚の逃亡を助けた疑いで厳しい取り調べを受け、最終的には死刑宣告される。 トスカは、彼を救おうと警視総監スカルピアの取引を受け入れ、身体を許そうとすると見せかけて彼を刺殺することなる。でも卑劣なスカルピアの計略で、マリオは処刑されてしまい、トスカも彼の後を追って自殺する。というストーリ。わかりやすいストーリなので、字幕で内容もわかります。感情移入した歌劇というの、言葉を超えて伝わるのだということをあらためて感じました。本当に芸術というのは「素晴らしい」の一言です。
そしてマリア・カラスの人生は儚く悲しい。才女は必ずしも、満足して人生を謳歌していないですね。そこが悲しい。そもそもマリア・カラスもホイットニー・ヒューストンと同じように若くして亡くなっている。ホイットニーのドキュメンタリーを思い出します。
さて、そのマリア・カラスですが、ギリシャ系アメリカ人のソプラノ歌手。ニューヨークで生まれ、パリで53歳の若さでの死。あの歌唱力、絶頂期はそれでも10年ぐらいだったと言われています。そうした彼女はその安定したキャリア、そして美貌があったので、嫉妬する人たちからの嫌がらせ。ガセネタ…。メンタル面で相当病んでいたらしいです。次回には「私は、マリア・カラス」も上映するらしいです。

私はマリア・カラス

この作品は、ライブ解説で、出演を放棄したイタリアの場面が出ていて、その辺が理解できます。スキャンダルも多かったとのナレーションもありました。それでも世間はほっておきませんね。逃れるようにフランスのパリオペラ座と契約して、1958年12月19日オペラ座にておこなわれたデビューコンサート。それがこの作品だ。第一部がコンサート形式によるヴェルディやベッリーニなどオペラアリア、第二部はスカルピアにティート・ゴッビを迎えトスカの第2幕のみを舞台上演というもの。ルネ・コティフランス大統領天覧の下大成功を収めたんですね。そのテレビ番組がそのまんま映画化されたのが本作品です。DVDを買ってもあの迫力は出ませんね。映画館最高です。★★★★☆

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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