人生は後半戦9回2死2ストライク3ボールからが面白いのだ。『最高の人生の見つけ方』

再考の人生の見つけ方

オススメ度:★★☆☆☆
理由:限られた命を謙虚に生きるには、謙遜して生きてはいけない。
なぜなら命は謙遜するのとには短すぎるから。
しなければならないリストではなくて、
本当にしたいリストを並べて死ぬまでにやっていくことが大事なんだ。
そんな人には合っていると思います。
作品としては少し物足りない点もありますが、人生をどのように生きていくか?
時間がない。お金が勿体ない。
そんなことを言っているとやがて自分の鼓動(時計)は止まる時がくるのだ。
思うように、生きたいようにやろうよ。

再考の人生の見つけ方(1)

この作品は2008年公開の作品で、
日本ではもうすぐリメイク作品で、
吉永小百合と天海祐希の共演で公開が近い。
その前に、機内でこの作品を鑑賞する機会に恵まれた。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演だ。
人生の最後は誰にも等しく訪れる。
その最後を綺麗に、そして格好良く飾りたい。
あるいは、やりたいことをやって、好きなことをして死にたい。
好きなことを我慢しない…それは理想に近くとても共感する。
相反する二人。生き方の違う二人。

自由奔放に生きてきたが気づけば家族は離れて孤独に生きている。
一方、家庭には恵まれたが我慢の人生、挫折の人生だったと振り返る。
しかし一見対局かのように見えるこの二人の生き方。
全くの対局の二人が一度共鳴すると、
互いに無かったものを補うことができるかも知れません。

人生は後半戦が面白い。まさにこれからなんだ。
行きたいところに行く。やりたいことをする。愛する人に会いに行く。

本作品ではそうしたところをしっかりと噛みしめるといった時間が、
その印象が伝わってこなかったのが少し残念だった。
やりたいことをやるシーンをもっと多く描いて欲しかった。
人生に後悔があるような描き方も、確かに現実ではあるが、
喉につっかえた感じがした。それが少し気になった点だ。

運は運ぶためにあるのだ。だから遺産はあげちゃえばいい。(笑)
確かにそうかも知れません。

2017年に鑑賞した「君の膵臓をたべたい」のような若くして死を意識するものではなくて、
人生後半戦でも、同じ年代の人、近い人は共感するかも知れません。

「余命6ヶ月」と言われた、ジョニー・ディップ主演の
「The Professor」
も同じテーマではあるが、全く描き方が違う。
どちらも生き方という点で面白い。

入院経験も手術経験もあるので、
闘病中のシーンは感じるところもありましたね。
人生には「やりたいことリスト」「棺桶リスト」
原題の「The Bucket List」は本当に必要だと、
この作品を通じて感じますね。
まさに…”Before kicking the bucket”

人の死というのは実にあっけない。

他人とのふれあいこそが、やはりその後の人生を大きく変え、豊かにしてくれる。
考えさせられます。

人生に喜びを感じたか。
人に喜びを与えたか。

自分自身の「最高の人生」をどう送るか、そのヒントが散りばめられているには違いありません。
死ぬ前にやり残したことがないようにしたいですね。
“We live, we die. Wheels on the bus go round, and round.”

投稿者プロフィール

天雨 徹
天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」
ブログでは日々の気づきを中心に書いている。
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