人としてその生き方は幸せなのか「テスラ エジソンが恐れた天才」

テスラ

オススメ度:★★☆☆☆(2・7)
理由:ググれば,わかりそうな内容で,
ちょっとガッカリ感がある.
個人的には好みではあるが,
総合評価は低い.
内容は,NHK総合「歴史ヒストリア」
の方が良いかもしれません.
なぜ,あそこでニコラ・テスラが
歌わなければいけないのか?
確かに歌詞の内容は,
まるでテスラのことを
言っているような内容だった.

テスラ1

せっかくの悲劇の天才を
もっと描いた作品を
期待しただけに,
残念感がいっぱいだ.

やることなすことが
裏目にでるその経緯を
もっと描いてほしかった.

本作の脚本は,
80年代に書き上げたという.
テスラに惚れたとされる
J・P・モルガンの
令嬢アン・モルガンが
ナレータとして登場する.

テスラは神経質な面も
多々あったという.
家庭環境の問題も
あったのかな.
たとえば,
丸くて光っているものへの
異常なまでの恐怖観念とか.

電流戦争でエジソンには
勝利したものの,
果たして彼は幸せだったのか.

テスラといえばエジソンと
対立して,エジソンの会社を辞めて,
直流と交流で対立した話が有名だ.
結局,勝利した交流のテスラ.
シカゴ万博へのエネルギー供給,
ナイアガラの滝の水力交流発電機,
大勝利しても,なお不運というのは,
研究者として愚直に進んだから
なのだろうか.
人の幸せのためにと考えれば,
おそらく自分も間接的に幸せになると
思えるが,
テスラはどういった信念が
あったのだろうか.

昨年観た「エジソンズ・ゲーム(current war)」に
関連作品が観ることができた.
天才だけに研究家だけに
発明に明け暮れることで,
結局は身の破滅の破滅へと導くことになる.

終始真面目に実験を進めるテスラ.
彼が考えた「世界システム」とは,
今で言うところのいわゆる
インターネットなのだろうか.
いや,恐らくは電力エアルギーの
無線搬送ではないか.

時代はようやく非接触タイプの
充電器が商品となったところ.
まだまだテスラの構想には
到達していない.

巨大電磁波塔の
ウォーデンクリフタワー…
大気から電力を取り出し
無線で地球規模に
送配電ネットワークの実現
という大胆さ.魅力あるテスラ.

彼の不器用な生き方を見ると,
いかに人との付き合い.
出会いとかご縁が
大事だとつくづく思う.
優れたビジネスパートナに
出逢っていれば,
テスラももっと
素晴らしい人生,
実業家として社会貢献
できたかもしれない.

テスラと共通の時代を
生きたエジソンやモルガン.
どの人生が良いのか,
自分で選ぶことができるなら,
笑って過ごせるような時間を
より多く造った方が良い.

でもそれは楽しいだけでもなく,
多くの人を喜ばせることが
できるかどうか.

幸せとは,
単にその人が優れているか
どうかではなさそうだ.
資産家もその人自身が
幸せかどうか.
さまざまのような気がする

もしも
人間的に互いが出来ていて,
協調さがあればエジソンとテスラ,
そしてウェスティング・ハウス,
モルガンが全員手を組んでいたら
世界も変わっていたんだろうなぁ.

投稿者プロフィール

天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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