「秒速5センチメートル」観ました。

秒速5cm新海監督といえば、高校の娘と一緒に観た2016年作品の「君の名は。」
そして映画や小説に精通している知人から教えてもらった「言の葉の庭」
今月上旬に観ました。

今回観た映画も同じ新海監督の映画。2007年のアニメーション。
まずは映画タイトル。それが桜の花弁が落ちる速度が毎秒5cmということ。
遅ればせながら、はじめて知りました。
なんで、こんなタイトルなんだどう?って思ってました。

それまで全く知らなかった。
お涙ちょうだいものを半ば馬鹿にしていた自分があったと思う。
自分の興味のないものは、全く受け入れない私が居たんだなぁ~って、あらためて自分の「無知の知」を知りました。

これまでも映画や小説。
感情とか表現方法について、本当に面倒くさい。
感情は冷静な判断の邪魔になると思ってました。
でも今更ながら…。
本当は人生を豊かにするには、そうした部分が本当は最も大事ということを今更ながら気づいた次第。(笑)自分の感性の無さに気づく。

これまでの自分、昔なら絶対に観ない映画。
だから全く内容も知らずにはじめて観ました。
それだけに、新鮮。
「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」という短編3話。

短編の3つが全て主人公の「遠野 貴樹」の成長とともに描かれていること。
懐かしい気持ちと、そうした感情も共感する。人は共感するとこころが動く。

「言の葉の庭」が大人の香りがするのに対して、秒速5cmは懐かしい感じがする。

「桜花抄」:小学校から中1までの思い出。
「コスモナウト」:宇宙飛行士コスモナウト。種子島へ親の転勤で中学高校と過ごす。優しさが悲しい思い出になってしまうこともあるんだと…複雑な感じ。
「秒速5センチメートル」:東京で社会人となった「遠野貴樹」その生活もよく分かる。

普段の生活をここまで描写できるアニメーション。
JRの描き方。周辺の風景。映像が鮮やか。
淡い心の動き。切なさや思い出。
言語ではなく、映像でしか、こんな表現はできないと感じる。アニメーションだからこそ描けるものかも知れませんね。非常感謝。拝。